総務省の第三者機関である『国地方係争処理委員会』にて、辺野古沖埋め立て承認の取り消しをめぐる是非が争われていた。
翁長雄志・沖縄県知事が辺野古埋め立ての承認を取り消し、国(国土交通省)がそれを是正して無効化したことについて、翁長知事が同委に不服を申し立てていたものである。
そのため審理が継続され、このほど同委による決定が下されたものだが、その決定とは…?
同委としては一応、普天間返還(即ち辺野古移設)に理解を示しながら、「それを実現するため、双方が望ましい形で努力しなさい」というもの。埋め立て承認をめぐる是非については判断を避けた格好だ。
…一体何なんだ、これは!?
さんざん審理を引っ張りながら、結局は国の第三者機関も是非を下す判断が出来ないということである。
尤も決定次第では翁長知事が国を訴える構えを見せていたため、同委としても、おいそれと「沖縄県(翁長県政)が悪い」という裁きを下すことも出来なかったのだろう。
きょうび裁判所(裁判官)でさえ、是非の判断を下すことなく、双方に和解を呼びかけて決着を図ろうとする傾向が目立つ。
辺野古移設をめぐる係争ともなれば、尚更だろう。
つまり裁判所としても国の関係機関にしても、誰もが普天間返還&辺野古移設には理解を示しながら、マスコミや極左勢力があまりにも騒ぎ立てるため、決定的な判断を下し難いのが実情である。
誰もが口には出して言わないが、普天間返還&辺野古移設を実現するためにも現在の沖縄県を牛耳る翁長県政をどうにかして排除したほうが良いんじゃねぇか!…ということだろう。
どこかで妥協して平和裏に普天間返還&辺野古移設を早期に完遂させることが望ましいが、それが出来ない以上は翁長知事の排除もやむを得ないだろうと。
誰もが叡智を絞り、そのための方途を考えて早急に行動したほうが良い!