【生い立ち③】 | to U -がんばりすぎんとがんばりやぁ-

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「夢は叶う!」なんて口が裂けても言えんけど。けど、それでも。
(※旧ブロク「スーパー大学生になりたい、てかなってやる!」)

生い立ち第3弾、高校編。



人生の中で自分っていう人間が確立してきた時期かなって思います。



今の自分と全く違うようで、
実際全く一緒やなって思う。



この頃から成長してないんじゃなくて、
良い意味で既に成長しきってた気もする。



価値観はこの頃からほぼ変わってない。



そんなこんなで。






15歳の春、県内の進学校に入学することになった。



勉強から解放されたことからテンションMAX。



けど入学式からネクタイを忘れ



「お前、なんか髪茶色いぞ、しかもそのくせ毛はパーマか?」



ってことで生徒指導室に呼ばれた。



髪はほんとに地毛で明るかったし、天パは中学時代本気で悩んでたくらいやったから、全力で抵抗した。笑



中学からずっと塾一緒やった子もかばってくれた。



「瞬は小さいころから髪茶色かったんですよー。」



って。それでも先生は、



「中学校に確認の電話するぞ?いいな?」って。



あ、はいっ、どうぞしてください。笑



無事、地毛であることは証明され
地毛登録なるものも完了した。



「勉学に励むんやぞ。」



そう念押しされて、はいっ!ってでっかい声で答えた。笑



とりあえず陸上部に入部して
授業は適当に聞いて、寝て、
放課後は陸上の練習メニューをこなす。



登下校はチャリとバス。



大好きな曲聞きながら学校に通う。



あー、高校生活始まったー!って感じで、毎日るんるんやった★



そんで迎えた、前期中間テスト。






クラス40位/41人中。






しかも41位は留学中の堀江君。



いきなりやってしまいました。笑



しかも英語Aは25点で赤点。



「お前は大学行く気あるんか?入試科目に英語ないとこないぞ?」って先生に言われ



なんかやべぇーなー、まっいっか。笑



そんな感じで軽く流してしまった愚かな自分。






なんでみんなが懸命に勉強するのかが分からなかった。






予習もしっかりしてきて
授業もしっかり聞いてノートを取る。



なんで?受験は2年後やろ?勉強とかそんな地味なこと今はいいやん?



って、当時は本気で思ってた。



中学時代同様、 勉強=カッコ悪い その概念を持ったままでいた。



そのまま前期が終わり、夏休み



毎日のように県立競技場で練習をした。



陸上の練習で吐いたのはこん時が初めて。



まぁ部活がんばってるし、勉強はいいやろ。



そんな感じでずるずる過ごしていった。



と、同時期に野球部の応援に行く機会があった。



そん時に僕の中で衝撃的な事件が起きた。









同じ1年生のぶーが4番でホームランを打った。









めちゃくちゃかっこよかった。



純粋に、



「えっ、めっちゃかっこいいんやけど…。」



ってそう思った。






結果的に試合は負けたけど順位は県3位。






がり勉高校が甲子園行くような私立高校相手に






3位。






これは僕の中で衝撃やった。



勉強もできて部活もがんばって、えっ、めっちゃかっこいいやん。






その頃から、価値観が変わってきた。






勉強 = カッコ悪い



じゃなくて



一生懸命 = カッコよすぎる



その公式が僕の中にインプットされ始めた。



そして、金沢泉丘を好きになってく自分がいた。



一生懸命なやつらばっかやん。



この高校やばい、すごい集団やー!



素直にそう思うようになった。



この気づきは本当にでかかったし、今でも財産。








結局、その公式を導き出せたものの



「成績がやばすぎるので、勉強に専念します。」



という在り来たりな理由で陸上部を退部した。



そん時高1の秋。



それでも結局、勉強に身が入らない自分がいたのも鉄板の流れ。笑



勉強せんなん…勉強せんなん…



そう心に思いながらも
放課後毎日のように片町に遊びに行く自分がいた。



高2の夏?

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成績はやっぱりダメダメで
クラスでも38位とか
学年で360人中、常に300番台。



なんとかなる。



俺はやったらできる。



そんな幼稚な考えで、勉強は後回し、テスト前日に焦る。



毎回そうやった。
毎回後悔した。
毎回言い訳を探した。



高2の初めの方の進研模試で



遂に英語で学年最下位をとった。



校内偏差値は26。



3教科でも30前半。



もうどんぞこだった。



それでも遊んだ。



まだ受験まで1年ある。



絶対なんとかなるしなんとかする。



今は青春する、楽しもっ。



そんな高校生でした。



周りのみんなは勉強も部活もがんばる



カッコイイ高校生。



自分がみじめでしょうがなかった。



見て見ぬふり。



昔の俺は凄かった。



そう呟くことしかできなかった。



超劣等生・入口瞬



自分は頭も良くない、部活もしてない。



自分の取り柄って何?



この時17歳。



こんなにコンプレックスを抱いたのは人生で初めてでした。



ペタしてね



入口瞬