「再び」「繰り返し」「循環」の意味を表すのに

なぜ「re-」という「R」の音を使うのでしょうか?


「循環」のイメージは、クルクル回る、

イメージですね。


記号だと「○(ワ)」ですね。


「循環」のイメージである「○(ワ)」は、

クルクル回りますよね。


「クルクル回る」「○(ワ)」を

音声で表現しようとしたとき、

「R」の音の最大の特徴が生まれた、

と僕は思っています。


「舌をくるっと回して発音する」という

特徴です。


ジーニアス英和辞典によると

英単語「roll(転がる)」には、

「巻き舌で発音する」という意味もあるそうです。



ところで、

「円」「丸いもの」「輪」を表す英単語は、

「round」ですね。


この「R」から始まる英単語「round」を

発音するとき、くちびるを丸くすぼめますよね。


その唇の形も丸くて、循環のイメージである

輪(○)をイメージさせるものがあります。


ちなみにジーニアス英和辞典によると

「くちびるを丸めて発音する」は

「round the lips」と表現するそうです。


昔の人は、

「(round)くちびるを丸くすぼめる」ことや

「(roll)舌先をくるっと回す」ことで

「クルクル回る」ものや「○(ワ)」を

音声で再現しようとしたのではないのか?

と僕は思っています。


僕は、「循環」の象徴である

「○(ワ)」をイメージしながら

「くちびるを丸め」(round and roll)

「舌先をくるっと回し」て

「re-」から始まる英単語を発音して

面白がっています。


「recovery(回復)」「recycle(再生利用する)」

「refresh」(もう一度新鮮な状態に戻すということですね)

「refund(返金)」(お金が支払った人の元に戻ってきますね)

「return」(元の場所へ戻るということですね)


「re-」の音から「元の場所へ戻る」「循環」

という意味を感じながら、「re-」から始まる

英単語を辞書で眺めていると面白いですよ。


今回も読んでいただき

ありがとうございました。


追記

「return」(元の場所へ戻る)という単語の

「turn」も「R」の音が使われていて

「回転する」という意味がありますね。


でも、「roll」 と何が違うのでしょうか?


「roll」と「turn」


何度か発音してみると、

「roll」は「コロコロ回り続けている」感じがして

「turn」は「T」の音「どこかと接触している」感じ

があることで、あるところを中心として回る感じが

僕にはしました。


そこで、ジーニアス英和辞典で調べると、

「turn」の語源:「円を描く(器具)が原義」

と書かれていました。


「オー!やっぱりそうだった!」とひとりで

感動してしまいました。


「turn」の語源は、「円を描く(器具)が原義」

ということなので、「コンパス」というイメージ

なのでしょうか?


でも「円を描く(器具)」と「器具」のところに

に括弧がついていますね。「円を描く」動作が

「turn」のもともとの意味ということでしょう。


そこで、「turn」という語が生まれたときの

状況を想像してみました。


ある男の人が立っています。

彼の足は地面についています(Tの音で表現)


彼は、両足を開き、左足を固定して、

くるっと回り始めました(Rの音で表現)


右足で線が描き始められ、

右足は元の場所まで戻ってきました。


彼は、輪(○)を描き終えました。

(「おしまい」のNの音で表現)


英単語「turn」という語が、

生まれたお話しでした。


もちろん、僕の自分勝手な想像です。


あきれないで、

次回もよろしくお願いします。