最近よく思い出す言葉は、

高倉健さんの言葉です。


健さん、80歳だそうです。


信じられないですね。


日本一若々しい80歳でしょう。

若いときの体型と現在の体型が

全く同じだそうです。


健さんは、何を食べているんだろう?

どんな生活をしているんだろうと思っていたら、

健さんがテレビに出るというので、

その番組を見ました(少し前のことになります)。


僕にとって最も気になる食事のシーンで

健さんは、こう言っていました。


「特別なものは食べていません」


朝食にヨーグルトとナッツを食べていました。


その分量は、大人の男性が食べる量としては、

少ないように見えました。


そして

健さんは、撮影中は、一切食べないそうです。


それに関して、お腹はすきませんか?

ときかれた健さんの答えが、

「ガマンですよ」だったのが

強く印象に残りました。


映画撮影がないオフで東京にいるとき

健さんは、食事をしたら、血液中の

血糖値などを測定するために検査をして

体調管理をしているそうです。


80歳にしてこの自己管理、

アンビリーバボーですね。


お腹がすいたら、「ガマン」するだけでなく、

血液検査を行い数値で体調管理する、健さん、

日本一の役者でしょう。


健さんの言葉「ガマンですよ」という言葉が

最近気になり、何度も何度も頭の中に

思い浮かんできます。


ガマンは体に悪い、という人もいるかもしれませんが、

若々しい、80歳の健さんを見ると、

ガマンも必要だろう、と最近思っています。


追記

「武士はくわねど高楊枝」の英訳(新和英大辞典から引用)

The samurai betrays no weakness even when starving.


「やせ我慢」(新和英大辞典から引用)

お父さんたら、本当はさびしいくせに、

やせ我慢している。


Father is too proud to admit it,

but he is actually lonely.


やせ我慢をせずに、その金は借りておけ。

誰でも苦しいときはあるものだ。

Just pocket your pride and borrow the money.

There are hard times for everyone.


プライドがないと、英語の世界では、

やせ我慢もできないようですね。



「意地」(新和英大辞典から引用)

私にも女の意地がある。絶対に泣かないわ。

I have my pride as a woman.

I will not cry.


僕が感じる健さんの迫力は、

俳優としてプライドを持って

日々生きているからことから

生み出される迫力かもしれませんね。