英単語の覚え方も英文の覚え方も同じです。


「自分で絵を描く」です。


絵を描くことが難しい英単語や英文の場合、

どのような方法を使ってもかまいません。

記憶できるなんら、「何でもあり」です。


その英単語や英文を思い出せるなら、

友達の名前であってもいいし、

キーワードだっていいし、

ときには駄洒落だっていいし、

こじつけだって、何でもかまいません。


柔軟に対処しましょう。


今回は、altruism(利他主義)という単語を覚えましょう。


altruism(利他主義)を絵にするのは、

僕にとって難しかったので、

利他主義から、人物を連想することにしました。


すぐに「マザーテレサ」が連想できました。


「マザーテレサ」を思い出しながら、

altruism(利他主義)と何度か発音すれば

記憶できると思います。


英語を覚えるときに、発音は最も大切です。


必ず、発音を確認しましょう。


発音記号ではなく、電子辞書やネットの辞書で

音を実際に聞いてみましょう。


ここで、発音に関してひとつコツを伝授します。


「真似できるものからまねる」です。


このコツは、僕の娘が教えてくれました。


僕の娘は、現在2歳1ヶ月です。


娘は、大人が話す言葉を


真似できるものから真似ています。


僕が、「赤(あか)」と言うと、

娘は、「か」と言います。最初の部分が抜け落ちています。


今度は、「青(あお)」と言うと

娘は、「お」と言います。


僕が「食べた?」ときくと、

娘は、「あべた」と答えます。

最初の「た」が「あ」に変化しています。


「お母さん、怖い?」と聞くと

「おわい」と答えます。

最初の「こ」が「お」に変化しています。


「いない?」ときくと「ない」と答えます。

「い」が脱落しています。


というふうに娘が言葉を発しているのを聞いていると

「真似できるものから真似ている」と感じたので、

僕も娘のやり方を真似てみようと思い立ったのです。


僕は、英単語や英文を声に出すとき

この娘の方式を採用して、

真似できるものから真似ています。


今回の単語、altruism の発音を電子辞書で聞くと、

最初、tru(トゥル)の部分が耳に残りました。


この音からtrue(真実であること)を連想しました。

そして、「利他主義は、真実だ」とこじつけました。


電子辞書で、何度か発音を確認すると、

最初の音節の「アル」にアクセントがあること

最後は、主義の意味を表す「イズム」で終わっている

ことがわかりました。


最初は、「トゥル」と発音し、これに「イズム」をつけて

「トゥルイズム」と発音し、最後は、一気に

「アル・トゥルイズム」とつなげました。


次に辞書で語源を調べると

[F (It altrui somebody else)] と書かれており、 

誰か他の人というのが、語源らしいです。


また、辞書を読むと

altruism(利他主義)の反意語がegoism(利己主義)

利他主義者がaltruistで、利己主義者がegoist

であることもわかります。


altruism(利他主義)、この単語から

関連するものをできるだけあげることが

できればできるほど、深く記憶できます。


① 「マザーテレサ」

② 「利他主義」は、真実(tru)である。

③ 語源は、他の人

④ 反意語はegoism


この4つのことを思い出しながら、

altruism(利他主義)と口に出し、

紙に書いてみましょう。


この単語は、もうあなたのもです。