人は、物語が大好きです。




あなたも、僕も物語が大好きです。




あなたが生きていること、

それが、もうすでに物語だからです。




あなた自身、あなた自身の物語を

毎日作っているのですから、

物語が大好きなのです。




英語で歴史のことを、historyと言いますが、

ある説によるとhis storyが、historyになったといいます。




彼の物語、彼とは神様のことらしいですが、

神様の物語、つまり歴史ということらしいです。




でも、辞書によると、historyの語源は、

本当は違うらしいのですが、

僕としては、「神様の物語」が

語源だと信じたいと思います。




昔から、何かを伝えたいために、

そして、覚えてもらうために

物語は利用されてきました。




イソップ物語、聖書、神話、

人が生まれたと同時に

物語も生まれたのかもしれません。




絵で覚える英語でも、物語は大切です。


絵だけでは、すべてばらばらになってしまいます。


物語でつなげることによって、覚えることができます。



でも、小説なような物語でなくても大丈夫です。


絵と絵を結ぶ、簡単な物語で大丈夫なんです。




物語で絵と絵を結んだ瞬間、覚えることができます。




「僕は、午前6時にアラームの音で目が覚めた」

というレベルで十分大丈夫です。




100枚の絵を

あなた自身が作った物語で結ぶとき

あなたの能力は、

いつのまにか1段階上がっています。




僕自身、100文を物語でつなげ、記憶できたあとから、

記憶力が良くなったかもしれないと感じることがあります。




1時間半くらいの講演会を聞いた翌日

その内容を30分くらいかけて、同僚に伝えたことがあります。



そうすると、その同僚からは、

「1度しか聞いていない講演会を

どうしてこんなに覚えているのですか?」

と言われました。




これは、物語で100枚の絵を自分自身でつなげた、

ご褒美なのかもしれないと思っています。




次回は、「復習が大切」について書きます。