犬の感動話 「ロシアの忠犬ハチ公」他 | misaのブログ

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今日は、ワンちゃんについての感動的なお話をふたつご紹介したいと思います。

まずは、カラパイアより。

この子は、ロシアの凍てつく港で一体誰を待ち続けているのでしょうか?


雪降る極寒のロシア、川岸にある船乗り場で、飼い主の帰りを3週間以上待ち続ける犬

ロシア極東部の都市、ハバロフスクは、冬は零下30℃を下回ることも珍しくなく、最高気温も常に氷点下と、まさに極寒の地である。

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港のシーズンが終わったアムール川岸にある船乗り場の階段の上で、3週間にわたり野ざらし状態でその場に座り続けている犬がいるという。

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そこに屋根はなく、川からは冷たい風が吹いてくる。

寒さで体を震わせながらも、その犬はその場を動こうとせず、その視線はひたすら港の方に向けられている。

おそらくは港から旅立った飼い主を待っているのだろう。

この場所にいくと誰もが目にする犬の姿は地元でも評判となり、ハバロフスクのテレビ局がその姿を報じた。

首輪がないことに気が付いた地域住民は、犬を家に持って帰ろうとしたが、犬は断固としてその場を動かなかったという。

餌は定期的に地域住民が与えているようだ。

寒さで手も小刻みに震えている。それでも強い意志でこの場を動こうとはしない。

テレビ報道では、飼い主に対し、「どうかこの犬のことを思い出して。そして暖かい家に連れて帰ってあげて」と呼びかけている。

首輪がないことから、もしかしたら飼い主はこの犬と永遠の別れを決意したのかもしれない。

二度とこの地には戻れず、犬を連れていくことができない地へと旅立ったのかもしれない。

あるいは、もともと飼い主などいなくて、野良犬だったこの犬をお世話していた人だったのかもしれない。

ハバロフスクの冬は厳しい本番に入る。その前になんとか、飼い主と巡り合うか、あるいはどこかに保護されてほしいものだ。

心ある人が保護しようとしてもかたくなにその場所を離れないというのだから、なかなか難しそうだが、こんな寒さの中生き延びているというのは近隣住人が常に気にかけ、なんらかの世話をしているからだろう。。。。


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雪積る中、川岸の船乗り場の階段の上で、じっと何かを待ち続ける犬

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ずっとそこにいるのだろう。犬が座っているところには雪はない

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寒さで体はつねにぶるぶると小刻みに震えている

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生きるため、もう一度飼い主と会うため、もらった餌を食べる犬

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犬の視線の先は、飼い主が乗り、旅立っていった船が最後にあった場所だ


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<転載終わり>

ワンちゃん寒そうです。でも、ひたすら誰かを待ち続けているのです。

どんな事情で、この子を置いて行ってしまったのでしょう。

ロシアのこの報道が、ワンちゃんが待っている方に伝わるといいのですが。

ワンちゃんのけなげな気持ちに胸がいっぱいになります。

本当に、ワンちゃんに毛布とおうちを差し入れしたくなりますね。

それから、次はだいぶ前の記事になりますが、こちらも涙の出るお話です。

http://www.yukawanet.com/archives/4269368.html

全米が泣いた!たった一枚の写真が物語るある男と老犬の友情

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湖の中に長髪の男と老犬の姿。

静かな水面に身を委ね、目を閉じている犬の表情は、主人への愛、強い信頼が満ちあふれている。

この犬、スコップは19歳、人間では 約96歳相当。重度の関節炎に悩まされ、痛みから普段は睡眠も充分にとれていない状態。

そんなスコップの為に主人のジョンは毎晩、自宅から1.5キロ離れたこの湖に通い時間が許す限り抱えて一緒に湖の中へ。

こうしてスコップは浮力で関節炎の痛みから開放され、ようやく短い睡眠をとる。

19年という長い時間を共有してきた2人(1人と一匹)にも持ちつ持たれつ様々な歴史があった。

実はこのスコップ、子犬のとき元飼い主に虐待され、生後8ヶ月でジョンと当時のフィアンセに出会い引き取られる。

人間への不信から閉ざされてしまったスコップの心を、ジョンは1年かけてほぐしていく。

ジョンがそのフィアンセと別れ、鬱になった時は、スコップが彼を助けてくれた。

「なんて説明していいのか解らないんだけど・・・あの時スコップが僕に”目を覚ませ!しっかりしろ!”って言ってくれたような気がしたんだ・・・・」 

楽しい時も悲しい時も辛い時も、いつも一緒の2人。

この写真は彼らの歴史の総体性の表れといっても過言ではない。

<転載終わり>

人間不信だったスコップの心を開いていったジョンさんとの間には、強い信頼関係が結ばれていたのですね。

この絆は、もはや人間と動物という垣根を越えています。

優しい気持ちで接すれば、人間と生き物は、こうして心が通い合えるのです。

人間から植物に至るまで、生き物たちみんなと優しい気持ちで繋がり合いたいですね。