悪法に首を絞められる | misaのブログ

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特定秘密保護法案とセットで運用される予定の『国家安全保障会議(日本版NSC)』が、異例の短時間で衆議院を通過し、7日の衆院本会議で、与党や民主党の賛成多数により可決されました。

そして、「天下の悪法」とも言われている『特定秘密保護法案』も審議入りし、政府・与党は今国会の成立を目指して動いています。

政府はアメリカの言いなりになっているから、どんどん日本人は生きにくい世の中になって行きます。

田中龍作ジャーナルより転載します。

【秘密保護法】国会審議入り 太郎バッシングと偽装騒ぎの陰で

日本を暗黒社会に陥れる特定秘密保護法案がきょう、衆院で審議入りした。

テレビがホテル、百貨店の食品偽装と「山本太郎バッシング」で はしゃいで いる間に、民草の首をしめる法律が作られようとしている。

“治安維持法でものが言えなかった戦前に戻してはいけない ” 危機感を抱く市民たちが国会前で抗議集会を開いた。

平日の正午から始まったにもかかわらず約250人が集まった。

これまでの対政府交渉で「40万件プラスアルファもの項目が秘密指定される」ことが明らかになっている。

しかも何が秘密なのかも明らかにされない。地雷原のなかで生活するようなものだ。

秘密保護の対象は「防衛」「外交」「外国の利益を図る目的で行われる安全脅威活動の防止」「テロ活動の防止」の4分野とされているが、タカをくくってはいけない。何でもこの4分野に当てはめることができる。

秘密事項は為政者である大臣やトップ官僚の一存で決まる。

行政の長である彼らが、国会の審議も経ず恣意的に決め、恣意的に運用できるのである。彼らにとって知られたくないことは、すべて秘密とすることも可能だ。

婦人民主クラブの山田博子事務局長は「国民全部が絡め取られる。目、耳、口がふさがれる」と危機感を募らせる。

原発もテロ警備と称して秘密事項に指定される。

内閣府官僚が対政府交渉で明言し、森まさこ秘密保護法案担当相が参院内閣委員会で答弁している。

集会には脱原発に取り組む人たちの姿も。東電株主代表訴訟の木村結事務局長は「秘密保護法反対」と書かれた横断幕を握って参加した。

「福島の原発事故でSPEEDIのデータは国民に知らされなかった。この法案(秘密保護法案)が通ったら、国民はもっと知らなくなる。

テレビの情報を信じている人は、自分たちが知らない間に放射能で汚染されることになる」。

木村さんの父親は特攻隊の生き残りだった。「戦前、戦中は何も言えない時代だった、と父が話していた。

私は “ なぜ戦争反対って言わなかったの? ” と父をなじったが、いま自分が父の立場にいる」。

きょうは朝から暗い時代の到来を予告するように冷たい雨が降った。集会が始まると雨は止んだ。

「秘密保護法案の審議入りを許さないぞ」。国会議事堂に向けたシュプレヒコールがくもり空を突いて響いた。

<転載終わり>

日刊ゲンダイより転載。

TPP日本完敗…日本車へは20年間「関税」、軽自動車は廃止

これでは、何のためにTPPに参加するのか分からない。

日本が参加する唯一のメリットは、アメリカが日本車にかけている関税がゼロになることだった。

現在、日本は輸入車に関税を課していないが、アメリカは乗用車に2.5%、トラックに25%の関税をかけている。

日本の自動車メーカーは約900億円の関税を払っている。TPPに参加すれば、関税はゼロになるはずだった。

ところが、関税は約20年間、撤廃しないことで日米が“合意”した可能性が浮上しているのだ。

「TPPは秘密交渉なので真相は表に出てこない。しかし、どうやらアメリカは“関税は20年間撤廃しない”と譲らないようなのです。

今年4月、日米は日本車の関税撤廃を〈TPP交渉のなかの最も長い期間で撤廃〉すると合意している。アメリカはその合意を盾にとって、他国との交渉を持ち出し、20年間で押し切るつもりです」(外務省事情通)

アメリカにとって、日本車への関税を残すことは死活問題なのだという。

「日本の自動車メーカーは、ほとんどアメリカで現地生産しています。だから関税をゼロにしても、日本車がアメリカでシェアを伸ばすことはないと思う。

アメリカが心配しているのは、関税をゼロにすると、日本メーカーが生産拠点を日本国内に戻し、アメリカの雇用に打撃を与える恐れがあることです。

日本メーカーは、多くのアメリカ人を現地で雇用している。もし、アメリカから撤退したら失業者が急増する。それだけは阻止したいのです」(経済ジャーナリストの井上学氏)

その一方で、アメリカは「日本でアメリカ車が売れないのは市場が歪んでいるからだ」と、軽自動車の廃止を要望している。

安倍政権も軽自動車の税優遇を撤廃するつもりだ。

日本はメリットゼロのTPPからいますぐ撤退すべきだ。

<転載終わり>

軽自動車が廃止になったりしたら、困る方がたくさんいらっしゃるでしょう。

安倍総理の「日本を取り戻す」というのは、まさに『治安維持法でものが言えなかった戦前に戻す』という意味だった事がようやく分かりました。

そしてまた、私たちを戦争にかり出すのでしょう。

国がやろうとしている事をよく見て、悪法を阻止しなければ、私たちの望まない世界に突き進むでしょう。

みんなで声を挙げて反対するしかないですね。

*今日のおまけ*

鳥か?飛行機か?いや、ジェットマンだ!!(古いフレーズが出てしまったよ)

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http://www.afpbb.com/articles/-/3002841?pid=12400894より。

私も、嫌な世の中の事を忘れて、気持ち良く空を飛びたいなあ~。