さすがに無名の新人候補者が17万6970票も獲得したとなれば、いやでも注目を浴びますね。
25日の「NEWS２３」の放送からまとめまっす。
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参院選比例区で個人名で当選した人の得票ランキング
トップは、公明党の山本香苗さん【99万6959票】
48位は、公明党の新妻秀規さん【2万6044票】
そんな中、政治的には無名の新人ながら【17万6970票】も獲得した候補者がいた。
緑の党から出馬したミュージシャンの三宅洋平氏だ。
緑の党は、政党全体の得票が少なかった為、三宅氏は落選となったが若い層を中心に支持を広げた背景には独自の選挙スタイルがあった。
参院選投票日の前日、渋谷駅前は若者であふれかえっていた。
山本太郎氏と三宅洋平氏が「選挙フェス」を行っていたのだ。
三宅氏「おかしいと思うことは、腹の底からおかしいって言いたいんだ。政治の力学なんて、俺たちが変えられるんだよ！」
選挙中、最もTwitterのフォロワー数を増やすなど、ネット上で突如話題を呼んだ候補者だ。
沖縄を拠点に活動してきた三宅氏が、選挙戦を通じネット上でのムーブメントを引き起こすきっかけとなったのが、独自の選挙スタイルだった。
三宅氏が打ち出したのは、音楽の生演奏を通じて自らの「政治理念」を訴えるという新しい形の街頭演説だ。
三宅氏「僕が政治や選挙をダサいと思った要因を抜き去っていきたかった。
だからまず、みかん箱の上で辻立ちは僕には似合わない。この拡声器は、僕たちで言うスピーカーだよね。」
三宅氏「俺たちは戦争にも原発にも絶対負けない！でかいチカラを生み出せるんだ。それをね、文化っていうんだよ。」
全国で街頭LIVEを行う様子が動画で配信されると、瞬く間にネット上で拡散し、若者を中心に支持を集めた。
今回、三宅氏を擁立したのは「脱原発」や「脱経済至上主義」を掲げる政治団体「緑の党」だ。
緑の党は、環境問題などに取り組む市民運動がきっかけになり、1970年代にオーストラリアやニュージーランドで誕生。
ドイツでは、連邦議会で一定の勢力を持ち、日本でも福島第一原発事故以降高まった脱原発の気運を受け、昨年7月に結党された。
「日本はドイツと同様に工業国だ。再生可能エネルギーの促進が、本当に良い経済を作るためのチャンスだという事を訴えていけばいい。それが緑の党の理念だから。」
日本の緑の党は、今回初めて参院選に候補者を立て、「原発の即時廃止」を最重要課題として訴えた。
三宅氏「日本の参議院選挙から、世界の歴史を変えるんだよ。戦争・経済なんか、もういらないの。」
そして、投票日。
三宅氏は、17万6970票を獲得。
これは、比例区で自民党から当選した有名候補者よりも多い得票数となった。
しかし、緑の党全体の比例区での得票は45万票あまりに留まり、議席獲得には至らず、候補者10人全員が落選した。
結果を受けて三宅氏は、国政進出への想いを新たにした。
三宅氏「徴兵だの、戦争だの、稼働し続ける原発だの、子どもたちに残せるわけがないでしょ。」
見据えているのは、次の国政選挙。
その時、日本の原発はどうなっているのだろうか。。。
★★★まとめ終わり★★★
こんなに多くの得票数があっても当選できない理由は、こちらの記事が分かりやすくまとめて下さってあります。
http://m.huffpost.com/jp/entry/3634080
今、野党では辞任やら離党やらでもめています。
他の政党が自民党に勝てないのは、理念がバラバラだからだと感じます。
その点、自民党は一本のスジが通っているのです。経済発展至上主義、お金が国民の命より大事、アメリカに逆らわなければ安泰。。。など。
脱原発を掲げる政党も、分散しているから声が大きくならないのです。
この際、「脱原発」「反TPP」を理念とする方がみんな集まってひとつの政党を作ればいいのにと想います。
特にこのふたつを掲げる方たちは、「お金よりも命」の方たちのはずです。
「物質至上主義」の方たちに対し、「創造主の望む道」を行く人たちとなるはずです。
私は、アリゾナのホピ族の「予言の岩」を見てきたばかりです。
実際にこの目で確かめたかったのです。
この岩絵が何を意味するのか、よく分かっています。
創造主の教えを守って暮らしていく道を選ばないと、この世界は終わってしまうのです。
時間がありません。
今こそ政治家の方たち、しがらみを捨てて、未来のためにひとつになって欲しいと想います。
三宅さんの得票数が、私たちの想いを表しているのですから。その重みを感じ取ってください。