私の遺言/佐藤愛子 | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

やっと、本題に戻ってまいりました 汗



人は、死んでも魂は残る、そしてまた生まれ変わって来ると言う事を、どれだけの方が信じているでしょうか はてなマーク

教科書や科学で教えてない物、目に見えない物は、絶対信じないと言う方もいる事でしょう。

先日紹介した、作家の佐藤愛子さんも、最初は後者でした。

その愛子さんが、身を持って体験し、前者の考えに変わったのです ビックリマーク



                  

この本は、それほどの体験を、見事なまでに書き綴ってあり、読み手をぐいぐい引き付ける力があります。

文庫で安いですし、読んで損はありません LOVE

佐藤愛子さんは1923(大正12)年、大阪市生れ。

小説家の佐藤紅緑さんが父、そして腹違いの兄が詩人のサトウハチローさんです。

佐藤家の人々の凄絶な生きかたを描いた、大河小説『血脈』で、2000(平成12)年菊池寛賞を受賞しています アオキラ

年配の方なら誰でもが知っているくらい有名な人なんです。

私の遺言 (新潮文庫)/佐藤 愛子

¥500
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あらすじが載っていますので紹介しますね グッド!

北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。
屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。
私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。
そうせずにはいられなかった。
やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。
霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。
浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。


この本には、美輪明宏さんや江原啓之さんも出て来ますので、若い方たちに特にお勧めです ニコニコ

様々な執拗な霊現象に悩まされた愛子さんは、自分の先祖が苦しめたアイヌの魂を、自分が鎮めると言う役割がある事に気づいて行きます ドクロ

そして更に、霊の世界があると言う事を広く皆に伝えるのが、小説家と言う自分に与えられた使命なのではないかと悟って行きます。

愛子さんだからこその説得力があります !!



今、ペラペラと本をめくっていたら、忘れていたフレーズに目が止まりました 目

「目に見えて下がって行くこの国の波動。

それを高める為には太陽を仰いで祈ることだ

我々の胃の後ろの方に太陽神経叢(そう)があり、そこで自律神経を調整する。

朝の大気が清浄な時間に太陽を仰いで息を吸い込むと五感が鎮静化され、雑念妄念が遮断されて、正しい霊感や直感の世界に入ることが出来るようになる。

一人ひとりが、それを行うことが日本の国の浄化につながる。」

うーん、いい事が書いてあります ハート②

これをみんなでやれば、精神状態が良くなり、犯罪も減り、エゴも無くなっていくんではないかしら !?



また、こんな事も書かれています。

「生前の欲望や情念を、意識にこびりつかせて死んだ人の魂は、その意識のために、成仏できない状態でさまよわなければならない。

だから、我々が老後にしなければならないことは、欲望や情念をからせることであろう。

老後は「楽しむ」ものでなく、人生の総仕上げをする時期、死を迎える心の支度をするべき時だと私は考えている。」


うんうん、最初に読んだ時、なるほどと思ったっけ ビックリマーク


そして、魂の波動を高めるためにするべき事が載っていました ハート

「人は一人では生きられない。

私は生かされている。

そのことを認識し、ありがとうという感謝の気持ちを表現すればいいのです。

感謝することで魂の波動は上がります

実に簡単なことです。」



何でも、当たり前と思っちゃいけないんですね。

有り難い、有り難い、有り難うなんです ラブラブ



私も、記憶力が衰えてくるお年頃だから、もう一度、読み返した方がいいかもね。

そんなで、この本を読めば、霊の存在を信じないではいられなくなると思いますよ。

とても勉強になりました。

お勧めです 音譜