前回、悲しみによって、スピリチュアルなものに目覚めたと申し上げましたが、
私には、さらなる試練が待ち受けておりました。
それに比べたら、離婚なんて何でもないと思えるくらい
私には、とても大切なお友達がいました。
病院に勤めている時、ガンで入院して来られた患者さんでした。
初めて会った時から、すごい親近感があり、メール友達になりました。
病院では、患者さんと親しくなる事はタブーでした
その規則を破ってまでも、患者さんとメールをしたのは、後にも先にも、この方だけでした。
でも、その頃はダンナのチェックの下でしかメールが出来ませんでした (-。-;)
ダンナは、かなりのヤキモチ焼きでしたから (;´Д`)ノ
そのうち、ダンナがうるさくなり、メールも中止となりました
そうこうするうちに、ダンナは浮気で帰って来なくなったのです
これも、運命ですね。
病院で再び、彼と出会い、メール再開です
ダンナも好き勝手しているのですから、もう後ろめたい気持ちもありませんでした
そして、私は彼の役に立ちたくて、たまりませんでした
何故なら、彼は、全盲だったから。
彼もバツ2でした。
やがて、彼が出掛ける時、サポートをするようになりました。
彼は、盲導犬を持っていませんでしたから、一人では何処にも行けなかったのです。
私は彼のサポートが出来る事に、喜びを感じていました
会えない日も、メールで話し、ダンナや息子がいなくても、大丈夫になっていました
彼が、私の肩を必要としているのと同じく、いつしか、私にとって、彼は心の支えになっていました。
彼の存在があれば、心が繋がっているならば、それだけで充分でした。
続く。