友達との人間関係~怒る前に魔法の言葉~ | 『人間関係を楽にする心の整え方 人間塾』

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辛い、悲しい・・・、楽しい、嬉しい・・・。
人がいろんな経験をしいろんな感情を味わうのは人生を豊かにするために必要だから。
どんなに人間関係で悩もうと大丈夫!
あなたは一歩を踏み出す勇気を持っている!



回にお伝えした『事実を出発点にする』について
もう少し解かりやすくということなので補足しますね。


感情には悲しい、寂しい、楽しい、嬉しいなど
いろいろありますがどれも直接的な感情です。

でも、怒りはちょっと違って二次的な感情なのです。


というのは小さな子供を見ればわかりますが
悲しい時にはすぐに涙を流して泣き、
楽しい時にはすぐにキャッキャと笑いますが
怒る時には一瞬の間があるのです。


例えばこんな場面。

あなたは小さな子供です。

砂場で他の子供たちと遊んでいました。

あなたががスコップで山を作って楽しく遊んでいたら
腕白な男の子が横から急にスコップを奪いました。


スコップを奪われたあなたは一瞬びくっとします。

男の子がそのスコップで遊び始めたのを見て
怒りがふつふつと湧いてきました。

「人の物をとってはいけないんだからね!返してよ!」

一旦怒りだすと怒りはどんどん大きくなってきました。

「返してよ!私が先に遊んでたんだからね、返してよ!」

あなたは男の子の手にあるスコップを奪いにかかります。

こんな場面ありませんでしたか?


この怒りが起きたシステムは
 
『人の物を取ってはいけない』
『自分勝手はいけない』
『仲良くしなくてはいけない』

ルール(価値観)を出発点にすると
怒りに直結してしまいます。

ルールが破られた、自分が被害に遭った

怒りとなって感情が揺さぶられました。



もし、事実を出発点にすると

スコップがとられた

男の子はこのスコップで遊びたかった

一緒に遊んだら楽しいかもしれない

こんな選択肢も生まれます。

トラブルと正反対の仲良く遊ぶことになりました。


では、
『事実を出発点にする』には
どうしたらいいのでしょう?

めっちゃ簡単で有効な方法があります。

簡単すぎてびっくりするかもしれませんが
やってみたら納得すると思います。


それは、
『事実を言葉にする』です。


例えば
「あっ、今、砂場で男の子にスコップを取られた。
 どうしてだろう?」

この時
何時(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、
何を(What)どうした。そして最後にどうして(Why)?

これを入れ込んだ問いかけを自分にします。


面倒だったら最後の
「〇〇なのはどうしてだろう?」
だけでもとりあえずOK!

これを意識して口癖のように言うのです。

怒る場面だででなく何か感情が動きそうな時に
言葉にするのです。


これはなぜ有効かと言うと、
脳の仕組みとして問いかけられると
答えを探すということがあるからです。

「男の子がスコップを取ったのはどうしてだろう?」

事実から出発するからいろんな答えが考えられます。


これ慣れるといろんな応用が出来てきますよ。

そして怒ることが本当にすくなくなって
怒りのエネルギーを他の事に使う事が出来ます。

これってめっちゃお得だと思いませんか(笑)?


遊び感覚でOK!

いろんな答えが浮かんできては笑えるのもあるかもしれません。

あなたも『事実を言葉にする』
一緒にやってみませんか?


今日の問いかけ:
『事実を言葉にしていますか?』


さあ、
今日も素敵な一日にしましょうねぇ~♪

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