私達はそれぞれに才能も個性も
考え方も価値観も違っています。
こう言うと
「そりゃあ、当たり前です！」
ってチラッと睨まれそうです(笑)。
でもね、
それをしっかり理解しているかと言えば
案外そうでもないのですよねぇ～。
と言うのも
知ってはいるのですが日頃の生活の中で
相反する事をしているのに気がつかないで
トラブルになることがあるのです。
例えばA子さんとB子さんが
一緒に映画に行こうと約束しました。
A子さんはいつも相手を待たせないように
約束の時間の10分前には着くようにしています。
A子さんにはこれがあたりまえの事、
そう躾けられそうやってきました。
ところがB子さんは約束の時間を
15分過ぎてもまだやってきません。
A子さんはイライラしながら待っています。
30分過ぎてB子さんが
ニコニコしながらやってきました。
A子さんは思わずきつい口調で言いました。
「約束の時間はちゃんと守ってよね！」
B子さんは片をすくめて笑いました。
カチンときたA子さんは続けて言います。
「遅れたら電話するのが常識でしょ！」
そう言われてB子さんの眉が吊り上がります。
「何よ、電車が遅れたのに私が悪いの？
電車の中で電話しないのは常識でしょ！
荷物を持っていたし
混んでいたからメールだってできやしない！」
二人の間には気まずさが漂いました。
こんなのありがちですよね。
A子さんはB子さんが遅れたと思いこみ、
B子さんは駅を降りてすぐに連絡しなくても
あとちょっとだから大丈夫だろうと思いこんでいます。
もしA子さんが
「B子さん、何かあったのかしら大丈夫かな？」
もしB子さんが
「A子さんが心配していると
いけないから降りたらすぐに連絡しよう」
こう思っていたらどうだったでしょうか？
この違いはどこから来るのでしょうか？
それは、
自分の思い込みで決めつけるか
事実をみて相手を思いやるかの違いです。
私もついやって後で反省するのですが
「約束や時間を守るのは当たり前！」
ここを出発点にするから
相手が間違っていると決めつけてしまいます。
そうするとトラブルを生じることがあります。
それを防ぐには
『出発点』を変えましょう。
「時間に遅れている」という
事実を出発点にするといろいろ想像が広がります。
・途中で親戚のおばさんに捕まった
・電車が故障して立ち往生
・途中で迷子を見つけて交番へ届けた
・反対方向の電車にのってしまった
・急いでいたので携帯を忘れた
いろいろ想像すればどれも否定できず
可能性があるのがわかりますよね(笑)。
すると決めつけられないことが理解できます。
ポイントは『事実を出発点にする！』です！
これを意識するだけで
『思いこみ地獄』から脱出できますよ！
大切な人と一緒に楽しむにはとても効果的な
『魔法の言葉』だと思いませんか？
今日の問いかけ：
『事実を出発点にしていますか？』
・・・つづきはメルマガで・・・
さあ、
今日も素敵な一日にしましょうねぇ～♪
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