アリアリスタッフ Y です。
こんにちは。
10月も残すところあと少し。早いですね。
そして11月3日は文化の日。
11月の頭から3連休という方も多いかと思います。
11月3日。
1946年に日本国憲法が公布されたことからこの日が文化の日になったそうです。
他にも、明治天皇の生誕の日であったり、
「東京物語」、「ゴジラ」第1作の公開日であったりするようです。
東京物語
ゴジラ
そしてそしてこの日は、いまや日本を代表する文化である漫画やアニメのパイオニア、
手塚治虫の誕生日
でもあるのです!!
漫画やアニメの分野で手塚治虫の影響下にあるものをあげればキリがなさそうですが、今回は実写映画の監督の中で手塚治虫の影響を受けていると公言している方々をあげてみようかと思います。
まずは「時をかける少女」などの大林宣彦監督。
大林監督は「瞳の中の訪問者」でブラック・ジャックのエピソードのひとつを映画化しています。
ちなみにその際ブラック・ジャックを演じたのは宍戸錠らしいです!
時をかける少女
瞳の中の訪問者
「ホームレス中学生」や「武士道シックスティーン」の古厩智之監督も、あるインタビューで手塚治虫になりたかったと語っていました。
ホームレス中学生
武士道シックスティーン
それから「スワロウテイル」の岩井俊二監督。
岩井監督の「花とアリス」では、主人公の2人の女子高生が通う高校がその名も「手塚高校」!
文化祭のシーンではブラックジャックの仮装や鉄腕アトムの巨大バルーンが出てきたり。楽しめます。
スワロウテイル
花とアリス
海を越えて台湾にも手塚治虫の影響を受けた監督がいます。
「枯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」のエドワード・ヤン監督。
彼の映画には手塚キャラのTシャツやネクタイを着用した登場人物が出てきます。
さらに彼のつくった制作プロダクションの名前は「原子電影」。英語読みすると、アトムフィルムズです。
また「ヤンヤン 夏の想い出」という映画では主人公の男が台北から東京へ出張する場面で出会う、この映画のなかでもキーマンとなるイッセー尾形が演じる日本人が、どことなく手塚治虫を彷彿とさせ、
「これはきっと、エドワード・ヤンの中の手塚治虫像を具現化した人物に違いない!」
と私は思いました。
枯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件
ヤンヤン 夏の想い出
みなさんも11月の連休にはマンガの神様関連のDVDで楽しんでみてはいかがでしょうか?
ご参考までに。
(アリアリスタッフ Y)