障害児・者 性教育セミナーに行ってきました(^^) | アリアン工房

障害児・者 性教育セミナーに行ってきました(^^)

皆さんこんにちは^^

 

先日、大阪の堺市で開かれた、

「障害児・者 性教育セミナー」に参加して

色んな体験談やお話し、困りごとの相談話しを

たくさん聞かせて頂きました。

 

参加者は・・

元支援学校・学級の先生・・

現支援学校・学級の先生・・

看護師・・

保健師・・

大学の先生・・

福祉施設の各介護士・・

それからarianのように保護者の方々・・

 

北は仙台から、

「‘人間と性’教育研究協議会障害児・者サークル」の

 

元特別支援学校養護教諭、

鈴木 良子先生が来られていました^^

 

鈴木先生はとにかく、「障害者の性」のお話しを

それは明るく?

 

「こんな事があったよ~」

「こんな事する子もいるよ~」

 

「あ、そんな時はね、こんな風に言ってあげてね~」

「あー、それは困りますね、こうしてあげてみては?」

 

と、ご自分の経験談を交えながら相談者さんの悩みに

アドバイスされてました!!

 

とにかく笑顔が素敵な先生でとにかく明るい方!!

自分の子育ての中で悩んでストレス経験者のarianには

 

「なぜ、こんなに明るく障害者の性と生活を話せるのだろう?」

 

と、思いましたが・・深く、たくさん関わって来られたからなんだと

すぐに理解できました。はい。

 

相談話しの中の一例に・・

 

「お年頃の男性がとにかく、施設の女性の

体に触る!!または触りたがる!!」

       ↓

「どうにかやめさせられないか」

 

これに対して先生のお話は・・

 

「昔、若い女性職員のおっぱいを触ったり、

とにかく触りたくて仕方ない子がいました」

       ↓

おっぱいを触られる女性は初めとても嫌だったそうですが・・

 

ある日、「もう、いいわ!思う存分さわらせてあげるわ!!」と、

しばらく触られても、「やめて!」とは言わずにほっといたら・・

 

これまたしばらくして彼は、「おっぱいを触らなくなった」のだそうです。

 

先生やその女性が、

 

「もうおっぱい触らなくていいの?」と尋ねると

 

彼は、

 

「うん、いっぱい触ったからもういい」と言ったそうです。

 

それ以来、彼が女性の体やおっぱいを触りたがる事は無くなりました。

 

なるほど~、きっと彼は「納得?できたのかな?」と思いました。

 

「彼の中で・・」、彼には・・

 

「・・彼なりの何かがある」のですね。

        ↑

広汎性発達障害アスペルガー症候群の人も言えるのですが、

 

「知的障害者は特に」と、arian思うのですが、

 

「こだわり」「執着」・「思い」「強い」ので、

 

「それが何なのか?」、「どこに思いが在るのか」

 

関わる家族や支援者、教育者は、

 

「理解してあげる」ために、

 

「理解しようとする」ことを

 

「しなくてはならない」と思うんですね。

 

 

「なにがしたいのか・・」

 

「どうしてほしいのか・・」

 

「聞いてあげる」ことが「大切」です。

 

 

arianの自論でもあるのですが・・・・・・・

 

「ダメ・ダメ・ダメ」ダメなんです。←鈴木先生も仰ってました。

 

もちろん、彼らの行動はとにかく、

 

「普通」からは遠く「逸脱」していたり、

 

もしくは、

 

「奇想天外」なので、「常識」

「想像範囲内の行動」から遠く外れます。

 

だからarianも・・・・・

娘の、

 

「幼児期~幼少期~思春期」←これが一番大変でしたね。

           ↑

      小学生の6年間でしょうか。

 

arianは「3大期」と名付けて呼んでるんですが、(笑)

 

何でもかんでもこの3大期に「ダメ!!」

言ってしまうのはやめた方が・・

 

「いい!!」と言っておきます!!!  ← arian失敗談が多々あるのでっ!!(笑)

 

幼児期はもちろん「やって良い事・悪い事」は教えなくてはいけません。

幼児期も・・幼少期も・・思春期も・・同じです。

 

でも、決して「やっちゃダメ!!」と、

 

彼らの「すべて」「否定しないで」あげてください。

 

その「行動」には「理由」があるのです。

 

何でも「ダメ」と言われると・・

 

「心は悲しく・寂しくなる」のです。

 

 

arianの娘の話しをしますね。

娘は乳幼児期、自閉症傾向にありました。

小学校でいじめにあって初めて言った、

彼女の言葉は・・・・・・

 

「学校なんて大嫌い!!」

「先生なんて大嫌い!!」

「友達なんていらない!!」

 

それが娘の初めての「心の言葉(叫び)」でした。

 

が、これが何にどう、作用したのか・・・・・・・

自閉傾向から脱出?自閉が治った?のです。

 

娘はそこから「話せるように」なりました。

脳内でシナプスが繋がったのか?・・増えたのか?と

当時arianは思ったりしてましたね。

 

何がきっかけになるかはわからないものですね。

今では25歳になった娘は仕事もし、結婚もし、去年は

男児を出産して、現在は見事なママっぷりを発揮しています(^^)

 

4月からは職場復帰も決まっていて、やる気満々です。

 

色んな経験をして・・「自信」がついて・・

 

「できること」「増えていく」のだと思います。

 

彼らが多くの色んな事を経験できる場を

つくってあげたいと思うarianです。

 

話しが寄り道しながら長くなったので・・

ここらへんで今回は手を止めますね。

 

最後まで読んで下さった方々、お疲れ様でした!!

ありがとうございました・・

 

arian