PRアワードグランプリ キャンペーン部門最優秀賞 全社員が一体となって勝ち取りました! | SOTOBORI STREET EYE!~赤坂外堀通りで働く広報コンサルタントの視点~

PRアワードグランプリ キャンペーン部門最優秀賞 全社員が一体となって勝ち取りました!

こんにちは石山です。 



このたび社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)主催の

「PRアワードグランプリキャンペーン単年度・単発型部門」で、

弊社が最優秀賞を受賞することができました!!! 

毎年この時期、優れた広報活動を「PRアワードグランプリ」として協会が表彰するのですが、

このアワードへのエントリーはarex設立以来、今回が初めてです。


弊社からの応募作品は、私が昨年より今年3月まで担当した、

「食品会社の危機管理広報 事故米の風評被害とレピュテーション回復」という、

風評被害を払拭するプログラム。


1次審査通過の後、昨日、公開で最終審査会が開かれました。

各社がプレゼンテーションし、その活動内容を大宅映子さんら特別審査員、

協会員の一般審査員から評価していただきました。 

今回、うれしいのは弊社の得意分野「危機対応」が評価されたからです。

このHPをご覧の皆様は既にご存知かもしれませんが、

弊社の最大の強みの一つが、危機管理広報対応なのです。


日々様々なクライアントから依頼を受け、広報活動をお手伝いさせていただきますが

突如、対応することが必要となる活動がクライシスコミュニケーションに関する依頼です。

この食品会社の件もそうでした。

ある日、普段懇意にさせていただいている

弁護士の方から弊社に一本の電話がありました。

「風評被害で苦しんでいる食品会社があるんです、エイッレクスさん協力してくれませんか・・。」


話を聞くところ、味・品質共に好評で、消費者に対しても、とても誠実な食品会社が一転、

事故米事件を巡ってまったく非がないにも関わらず、

世間で「悪徳業者」のイメージがついてしまったということでした。

さらに、営業面でも大きく影響がでてしまい、このままの状態がつづけば

経営危機に陥ってしまうかもしれないということでした。 


全て説明を聞いた後、私は危機管理広報に携わる人間としての使命感を

痛感せずにはいられませんでした。

当時の私は、自分にできる限りのことをさせてもらいたいと強く願いました。


チームメンバーとして抜擢されて以来、

休日返上の対策会議、シミュレーショントレーニング、数度にわたる遠方への記者との出張、

農水省、司法クラブでの緊急記者会見の設営と運営、記者クラブ対応、そして数多くの取材対応。

全ての広報窓口を弊社で統一して対応したため、多くの危機対応を現場で経験しました。

「この会社を救いたい」の一心でした。 

今回のケースの場合、幸い、クライシスコミュニケーションの事例としても、

これほどうまくいった例はないほど、

成果が上がり、誤解は解け、レピュテーションも回復。

現在は業績も持ち直したと伺っています。

私は活動を続けているうちに、なぜここまでこの会社を救いたいと強く願うのかと

自分に問いかけてみました。


それはこの会社の社長の「社会に対して、一企業として誠実に対応しようとする姿」に

心を動かされたからだとわかりました。

私はこの仕事を通じて、社長から、

あらためて広報活動において欠かせない大事なことを教えてもらっていたのです。

レピュテーションは企業イメージとは違います。

この食品会社がこれまでの長い時間をかけて培った誠実な日々の業務、顧客との固い信頼関係

が、危機の際には大きく左右することも経験しました。

PR

あらためて、この場をお借りしてこの食品会社の社長に厚く御礼申し上げます。

「ありがとうございました」


HITOTSUGI STREET EYE!~赤坂一ツ木通りで働く広報コンサルタントの視点~
(プレゼンする私。最終審査会は公開なので、とても緊張)

石山

















アワード大会での最優秀賞の受賞をきっかけに