ちょうどアクセシビリティーに関してのヒアリングやテストをしていて、課題の難しさに頭をもたげていたのですが、尾木ママがこんな記事をあげていて、こんなことがあるんだということを知りました。

気になってニュース記事もググッてみました。

全盲生徒に「時計見なさい」、手不自由なのに熱い急須持たせ…「指導不適切」女性教諭を分限免職 大阪市教委、研修1年でも改善せず

 

まぁ、ひどい話ですよね。

 

ということなんですが、自身のことと照らし合わせるとなんとも身につまされる思いです。この教師のように、できないことを強要することはしているつもりはないのですが、アクセシビリティーを考慮しないサイトやサービスを作っていると、知らず知らずのうちに、悪意はないけど結果的にこの教師のやっていることと同じような事をしてしまっている可能性があるわけです。

 

たとえば、「この話の続きは…」みたいなリンクがあって、飛び先がアクセシブルではなかったりするなんて事は、よくあることだと思うのですが、実はこの教師がやっていることと何ら変わらないのではないかとも思ってしまいます。そう思うと、単に酷い教師の話というだけではなくなりました。

 

一方で、教育委員会がちゃんと気がついてこういった教師を免職にしてくれた事は良かったと思います。良い教師の方もたくさんいるのに、変な教師がアサインされてその被害をうけた子どもや親達は、素直に先生をみれなくなるし、公共教育に対しての不信感の方が強くなってしまいます。

 

悪いニュースや噂は直ぐ広まるし、そういうことばかりが目に入ってしまいますが、良い先生も世の中にはたくさんいるので、教育の現場にいる方は悪いニュースなどに負けずに頑張ってもらいたいです。昔の仕事仲間で、ものすごい熱い気持ちでIT業界から転身して大阪で頑張っている先生がいるんですが、そのブログを読むと学校の教育もいい方向に向かっているんだなって思います。

学び合い

キーワードは「一人も見捨てない」、

あと教えることを強制するんではなく、一人でとことん問題をやりたい人はそれはそれで認めたり、学習スタイルを自主的に選択させることが大事だったりします。

 

こういうのってなかなか、難しいことですよね。自分がこんな風に忍耐強くできるのかっていったらなかなかできないと思うので。こういうちょっと普段の職場とは関係のない分野でかっての仲間が頑張ってるブログを読むと、自分の仕事もまた頑張ろうって気になります。

 

では。