今日から進化を問われる大関戦。


しかも、相手は現在6連敗中の琴奨菊。


相手は今場所いま一つ精彩がない相手とはいえ、


相撲に限っては、今場所の成績や調子はあてにならない。


「合口」というなんともやっかいな魔物が存在するからである。


録画で観戦。


正直負けを覚悟しながら、テレビの前に。


進化しているとはいえ、本当に相性が悪い最大の天敵だから、


なんか、勝つ光景がイメージできない。


ドキドキ、手汗を目一杯かきながら、祈る気持ちでその時まで早送り。


バルトが安定感抜群の相撲で全勝をキープ。


今日も豪快に豊ノ島を料理。


おそらく、このまま1敗でもすれば御の字といったところか。


稀勢の里ファンにしてみれば、今日は絶対に落とせない。


初優勝を狙ってほしいし、大関はそれしか楽しみがない。


明日11日目の白鵬戦に向けても、今日勝って、勢いを持続しておきたい。


いろんな「邪念」が入り混じって、早くも時間一杯。


稀勢:じっくり腰を下ろして、相手を待つ。焦りはない。


当たって、左からの突き落とし。


勝った。1敗を死守。


結果に比重を置いた相撲。


9勝1敗。


この結果でよし!


内容ももちろん大事だが、優勝を勝ち取るには、こういう勝ちも必要である。


真っ向勝負を貫いてる稀勢の里だから、ファンも納得してくれるのではないか。


たまには奇襲も交えないと、そんな好成績は出来ないと思う。


あの白鵬だって、こういう相撲で優勝した相撲はあったのだから。


私が記憶しているだけでも2番ぐらいはあったと思う。


その、白鵬は鶴竜に完敗し1敗。


立ち合い。鶴竜が自分の間合いで立てたのが勝因と見た。


いつもは横綱の間合いに合わすと言うか、吸い込まれるように立っていたのが、


今回は、自分の感覚で立てたのが、その後の好展開に持ち込めたと思う。


やはり、横綱戦はいかに臆することなく対等に自分の間合いで立てるかが


勝負のポイントと思いました。


さあ、大一番。


ポイントは「間合い」。焦らず自分の呼吸で立てるか。


そこをクリアすれば、五分に戦えると思います。


勝って、さらに勢いをつけて怪物バルト戦へと流れていければ最高。


いける!


この星の流れ、展開、感覚!


初優勝を夢見て、明日は生で大応援します。


記入=相撲道