アニメイテッド ブラックアラクニア | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。


 女性型TF紹介記事その4。アニメイテッド!

 ◆トランスフォーマーアニメイテッド TA-09 ブラックアラクニア

「トランスフォーマーアニメイテッド」に登場したブラックアラクニアの玩具。2010年発売。
 この脅威のプロポーション!
 狭い肩幅にくびれた腰、広がった骨盤と丸みのあるふともも。メリハリがありつつなだらかなこのフォルムはまさに女性体型! 胸は二つに分かれておらず薄めのブレストアーマーが張り出しているデザインですが、ボインというわかりやすい女性記号に頼らずにこれほどのセクシーなフォルムを作り出したタカラトミーに乾杯!
 アニメスタッフと玩具開発室がちゃんと連携取って製作したアニメイテッドだけあって、劇中にかなり似ています。

 後ろから。すらりと伸びるふともも、そしてヒールの高いロングブーツのようなヒザ下。お美しい……。
 リターンズ版ブラックウィドーでは尻のクモパーツにみっしりと中身が詰まっていましたがこちらのアニメイテッドブラックアラクニアのクモ尻はフタのような軽いものになっており、ひとまとめ感は軽減されています。そのぶんクモ足を背負ってしまってはいますが、背中の装飾としてデザイン的にまとまっているのでかなりすっきりしてます。後ろからのアングルでも腰のくびれがはっきり見て取れるのがすばらしい! アニメイテッドはどのキャラも基本的に前だけではなく後ろから見たときのシルエットにも力を入れたそうなんですが最高のコンセプトですね。


 顔アップ。四つ目です!怖いよりもかっこいい印象。冷たい切れ長の目ですね。たまらんですね。
 塗装がちょっと雑なのが残念。
 額にはクロゴケグモの赤い砂時計模様がありますね。もうこれはコンボイの両胸のようにブラックウィドーを表す要素といってもいいかも。
 目はクリアパーツで集光ギミックつきですが透明度が低めであまり煌々とは光りません。

 唇も立体的に造形されてます! 下からのアングルだと特に目立ってめっちゃ扇情的。

 感動するのはこの腰のくびれ部分。
 このブラックアラクニア、上半身と下半身の接続部位が本来かなり細く、支柱で繋がっているような感じなんですが、前面に><の字型のパーツを配置することによって自然な腰のくびれのラインを表現しているという驚きの構造。パーツの色も紫なので後ろのクモ足に溶け込まず、遠目でもはっきりとウエストのくびれがわかる仕組みになってます。まるで立体トリックアート!

 脚がデフォで曲線を描いており、ただ立っているだけでも体の動きが表れます。のちに「プライム」シリーズに引き継がれることになる技法とのこと。

 このおかげで全体のラインというか重心の流れみたいなのがとっても綺麗。
 アメリカとかのカートゥーンって日本人の絵に比べると簡素で雑に見えるものの実は人体構造や重心のバランスがかなり計算されてる絵だと思うんですが、そのカートゥーンらしさを存分に立体化してると思います。

 可動の話!
 肩はボールジョイントで、干渉するものも無いのでぐるんぐるんいけます。後ろのクモ足は避けることが可能。
 ヒジはボールジョイントでギリギリ90度いかないくらいまで。
 手首は残念ながら固定。上腕にも前腕にも手首にもロール軸がないので、手先を伸ばしっぱなしになってしまうのが惜しい!

 5mmジョイントなども無いのでモノは持てません。
 そのかわり変形機構により手甲のようなツメを前に向けられるのでこれで戦おう!


 悪の女王っぽかったメタルスブラックウィドー、女怪人風味だったリターンズのブラックウィドーに比べると、どこか女アサシン風。


 脚の付け根もボールジョイントで自由に可動。真正面だとこのくらいまで上がります。
 ヒザも軸で90度くらい。
 女性トランスフォーマーの中では動かない方ではありますが、こうして誰かを踏みつける分にはまったく問題ありません!

 脚付け根とふともも自体のパーツが分かれている構造のおかげで付け根の可動範囲はなかなかのもの。
 ハイキックもなんのその!ちょっと横へ逃がす必要はありますが。
 は~このハイキックもしくは踵落とし食らって気絶してハッと目が覚めたら糸でぐるぐる巻きにされてるような生活ってどこで送れるんでしょうか。


 開脚という名のパカッとフォームもばっちり取れます! こりゃチームダイノボットも骨抜きになるわけだわ!
 ふともも裏側からヒザ裏を経てふくらはぎへの曲線の造形が秀逸。エロい目線抜きで見ても美しいと思います。∀ガンダムの後ろ姿見たときの気持ちとちょっと似てます。あれも人体の筋肉みたいな美しさがありますよね。

 前述の別パーツ構造のおかげで上向きにすることもできます。なんだこれクイーンズブレイドのリボルテックか…?
 

 腰回ります! ドァシァリアス! コシアァリアス!
 腰の回転はお色気ポーズには重要! SD戦国伝の伝説の大将軍編で阿修羅王の腰回転がどれだけ嬉しかったかって話ですよ。別に阿修羅王にお色気ポーズとらせてた記憶はないですけど。

 さらにこのブラックアラクニアは腰の回転に加えて「胴体を反らす」動きが可能…!
 変形機構のおかげで背をぐにゃりと仰け反らせることができます! これによりウッフーン感倍増!!

 そこへ二重間接の首なんかが絡んでくるともう軟体動物のようにえび反りアクションも可能!
 頭から腰にかけてここまで前後可動するトランスフォーマーはそうそういません!

 体を反らせるということで、うつぶせから上体を起こして本を読むようなポーズまでとれます。 

 胴体の前後可動に腰の回転も加えると、このようにグラビアでありがちな体勢までカバー!

 魅惑のふとももを見せつけて獲物を誘うブラックアラクニア……
 いかん! これ以上はいかん!
 武器の話しよう武器の!

 武器が付属。ワイヤークローみたいなやつですね。
 前腕のジョイントに取り付け、手動で糸を引き出せます。ボタンを押すと一瞬でジョッ!と収納。
 糸は最長7cmほど(画像の長さが限界)とかなり短いのが残念ですが、引き出したまま維持できるのが楽しいところ。

 赤いクロー部分は3つのツメすべてを個別に動かすことができ、重いものでなければ保持が可能!
 今晩の獲物を捕らえるときに役立つぞ!
 これツメはクリップ式じゃなくて手動なんですが固さが絶妙で、スムーズに動かせるのにモノは決して落とさないという優秀なもの。ツメの先端の形状なんかを見ると、重力がかかってもツメが開かないように計算されてそうな感じです。

 腕に装備しない時は背中にマウントしておけます。
 そこから糸を伸ばしこうして構えると女王様のような高圧的な雰囲気になり非常にありがたいと思われます。


 ツメを使ってアラクニア自身がぶら下がることも可能。
 電気のヒモに取り付けて延長線代わりにもできるぞ!
 え? うちの照明にヒモなんかないって? イマ~い!


 クモらしくお尻にもマウント可能。なんかカワイイですねw

 無防備なポーズからの不意打ちワイヤー!


 ちなみにこのお尻というかスカート状のパーツですが…

 オー!モーレツ!
 そうですスカートめくりが可能です!! ありがとうタカラトミー!! ありがとうオプティマスプライム!! ありがとう音仏家のみなさん!! トランスフォーマーアニメイテッド大好きです!!


 また背中のツメは回転させて前方に向けることも可能。アバラアタックみたいな感じにできます。



 これぞベアハッグならぬスパイダーハッグ! スカートめくりの代償は大きい…! 
 なんかこのキューブリックの西部劇がイイ目見すぎてだんだんムカついてきました。

 大きさはこれくらい。デラックスクラスで、身長14cm強といったところ。


 もちろんただのお色気可動フィギュアではなくトランスフォーマーなのでしっかり変形します。
 ブラックアラクニア、トランスフォーム!

 戦闘機TFとかによく二つに折っていた体を伸ばしてジェットモードになる人たちがいますが、それの逆バージョン。伸ばしていた体を二つに折りたたんでビーストに変形します。ラーメンマンの可動フィギュアがあれば、ゲッ!キャメルクラッチをしかけたら変形しただとーっ!と遊べますね。

 ブラックアラクニア、ビーストモード!
 真っ赤な目や金のツメなどが凶悪な印象ですが、全体のフォルムがちまっとしていてなんだかかわいらしい感じw


 後ろ。ロボット時の頭がクモのケツに収納されるのはメタルス時代からずっと同じなんですが、後ろから見たときの見えなさっぷりはどんどん進化してますね。
 ただこのブラックアラクニアはご覧の通りロボットの両手がそのまま丸見えなのがちょっと惜しい。


 顔アップ。やっぱりなんか愛嬌ありますねw
 紫の牙というか触肢がありますが、なんとこれがロボットモード時のくびれパーツです。
『女性の腰のくびれ』と『クモの牙』をひとつのパーツで表現……どんな発想してるんでしょうか開発者の方は。すごいですね。

 裏側。邪魔なもの隠してる感は頭以外ありません。

 クモ状態でもお尻に武器をつけておけるので糸のギミックは健在! むしろこっちが本来の姿でしょうか。獲物を捕らえて巣に持ち帰れ!
 机の電気スタンドから垂らしてみたり玩具の飾り棚の天井にとりつけて空中ディスプレイしたりと、色々楽しめます。クモの玩具としてもかなり遊べる感じ。

 動かせる範囲がかなり独特ですが足も可動!
 くびれパーツだった牙もボールジョイントで結構動かせます。

 大きさはこれくらいです。ビーストもロボットもスラッとしてて場所を取らないぞ!

 といった具合でアニメイテッドのブラックアラクニアのレビューもとい紹介でした。
 女性型グヘヘという観点から見た場合、メタルスブラックウィドーやリターンズ版ブラックウィドーと比べると露骨なエロさは抑えられていますが、そのぶんボディラインの美しさには磨きがかかってます。あちらがポルノならこちらはグラビアといった具合。何言ってんだこいつと思うかもしれませんがわかってくれる人はわかってくれると思います。
 アクションフィギュアとして見ると胴体の可動がほんと楽しいです。見た目に無理なく腰を反らせるトランスフォーマーはそうそういないはず。首も二重間接なので最高に動きます。いい意味でロボットっぽくない動きができます。そのぶん手足の可動はいまひとつ。
 変形玩具としても簡単かつ効果的な変形をするので楽しいです。ただ変形用ジョイントがゼロで、カチッとはめたり外したりはまったくありません。このへんの位置にする、という感じ。金のツメのあるパーツはすべて軟質素材でできており、変形もそれらを触って動かす箇所が多いので、プラスチックのおもちゃをカチャカチャしているというよりはfigmaとかの関節をグリグリやってる感覚に近いかも。カッチリ感を楽しみたい人には向きません。ぐねぐね動かしたいとか女性型TFが好きとかクモの玩具で遊びたいとかだったら文句無くオススメ!
 難点は自立力のなさ。メタルスブラックウィドーのようにもう立たせておけないなんてことは全然ないんですが、せっかく凝ったポーズがとれるのにそのまま飾っておけないことが多くて歯がゆい感じ。ただ寝そべりポーズも多数とれるうえに糸ギミックでぶらさがることもできるのでそういう飾り方ができるのを考えるとトントンでしょうか。
 もうひとつ問題なのが値段。この人メタルスブラックウィドーに並んでかなり値段が高騰してるんすよね。人気の証拠でもあるんですが……。ぜひ今春からのアドベンチャー枠にてスワープやスナールのようにリカラー品を出してほしいですね。いやマジで。きっと売れると思うんでぜひ。
 そうそうリカラー品はまだひとつも出てないと思います。セガによるキッズ向けACGで「ブラックアラクニア エリータワンver」とか題したピンクと白のカワイイ商品写真カードはあるんですが実際に商品は無かったと思います。マジでアドベンチャーでリカラー出してくれ!(追記:レジェンズシリーズにて、頭部や胸部をリデコし初代BWの同キャラを再現したブラックウィドーが出ました!ヤバイ!) あとセガさんそろそろトランスフォーマーザ・チェイスとザ・シューティングとゲッテンカとラブベリとその他諸々のホームページ復旧してください…ずっと待ってるんでみんな…

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 次もまたアニメイテッドから紹介予定!