昨日紹介したナノセンス社のRD1503ですが、「アルファ線は測れないじゃん」とマニアの方からのご指摘が（笑） そりゃ、あの値段じゃ無理でしょ。 今の食品の検査でも調べてるのは放射性ヨウ素やセシウム、ストロンチウムなどベータ線ばかりで、アルファ線を出すウラニウムやプルトニウムは公表されていないんですから。 ってわけにも行かないか（笑）
米国製品に、個人でも使える価格帯の製品があります。 以前の記事にチョロッとリンクを忍ばせておいたのですが、Inspectorというシリーズ。 同じ筺体を使っているのですが、小型のGM管を使っている廉価版（携帯線量計）、大型のGM管を使っている標準版（表面汚染探知用）、検知部をセパレートにした業務版（汚染検査用）があり、さらに本体保護用ケースや防水ケースとオプションも豊富です。 価格は300ドル台から800ドル台まで。 ただいまメーカーも欠品中で納期は2ヶ月以上かかりますが、ヤフオクで売ってる実用にならないガイガーカウンターより安いです。 日本から購入する場合は、OEM版を売っているInternational Medcom社から通販でOK。（輸出規制品のため、発注時に法人名で使用使途を証明する申込書を送る必要がありますが、書き方が分からなければご質問ください）
OEM版International MedcomのCRM-100 $325
Inspector EXP $825
（写真をクリックすると、通販可能な会社のページにリンクします）
これらはRD1503より更に数倍感度が高いです。 食品の汚染や、危険地域から戻った際の衣服の汚染を調べるのであれば、通販ページのProductからInspector Alert（$625)か、Inspector EXP（$825)という製品を選択して下さい。 使い易さが全然違います。
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