2012年02月22日(水)

れんこんハンバーグ

テーマ:食物日記

Archive Redo Blog


最近、れんこんを買ったら、高確率でこうなります。

れんこんハンバーグ。

皮をむいたれんこんを半分すり下ろし、半分みじんにして、刻んだネギを加え、軽く塩をして混ぜ合わせ、少し絞るようにして余分な水気を抜き、あとはハンバーグの要領で形を整えてフライパンで焼くだけ。

つなぎに片栗粉を入れるとしっかりつながりますが、なしでも十分つながります。

すりおろしたレンコンのモチモチ感に、粗みじんのシャリシャリ感が加わるのが、なんともいいんです。

(粗みじんの代わりに片面に輪切りのれんこんを貼り付けてもいいかも...)

肉なしですが、甘辛く照り焼き風にして、七味や山椒をかければ、食べごたえも十分。

ご飯のおかずにも、おつまみにももってこいですね。

2012年02月21日(火)

くらしのこよみ

テーマ:読書日記

くらしのこよみ 七十二の季節と旬をたのしむ歳時記/著者不明
¥3,129
Amazon.co.jp

日本の季節を七十二に区切って表す「七十二候」を、美しいビジュアルと季節の風物とともに紹介するiPadアプリ「くらしのこよみ」が1年分まとめて本になりました。

このアプリをダウンロードした時に完全版がほしいなと思っていたのですが、その期待通りに1周したのち、1年分をダウンロード購入できるようになり、それと並行して本としても出版することになったようです。

おそらく既定の戦略だったんでしょうね。

で、ダウンロードでもよかったんですが、それほど価格に大差がないので本を購入しました。

総ページ数450余りと辞書のように分厚い本ですが、内容はアプリそのもの。

その時その時、手にとって季節の風物を知るもよし。

季節に関係なくペラペラとページをめくって楽しむもよし。

一家に一冊、いつでも手に取れるようなところに置いておきたいような素敵な本です。

ただ、そういう本だけに、もう少ししっかりした装丁であったらよかったんですがねぇ...

そこだけが少し残念なところです。


くらしのこよみ for iPad /平凡社
¥0
iTunes

※モバイル非対応



2012年02月20日(月)

北斎展、イジス写真展

テーマ:散策日記

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冬の京都で2つの展覧会を観てきました。


一つは京都文化博物館で開催されている「ホノルル美術館所蔵「北斎展」 」。

以前、北斎ゆかりの地、信州小布施の「北斎館 」や「岩松院 」で肉筆画を観てすっかり魅了されてしまった北斎。

今回はホノルル美術館所蔵の北斎コレクションということで、版画が中心でしたが、「富嶽三十六景」などの揃い物を数多く観ることができました。

「富嶽三十六景」は、間近で見ると、ベロ藍と呼ばれる顔料(プルシアン・ブルー)による青色がなお一層印象的ですね。

そしてなんといっても構図が非常に面白い。観ているのは絵なのに、「あ、こういう構図いいなぁ。」と写真を撮るインスピレーションが沸いてきます。

その他の揃い物では百人一首に詠まれた歌のイメージを描いた「百人一首うはかゑとき」なども興味深い作品でした。

この北斎展、前期と後期があり、全作品が完全に入れ替わるそうです。

後期にもう一度観に行くかどうか、非常に悩ましいところです。


そしてもう一つは美術館「えき」KYOTOで開催されている「イジス写真展 」。

イジスは、リトアニアに生まれ、パリで活躍した写真家で、ロベール・ドアノーなどと同時期に活躍したそうです。

以前、ロベール・ドアノーの写真展は観たことがあるのですが、同じ時代のパリの人々を撮りながらも、作風が随分違いますね。

ドアノーの場合はユーモアを交えながら人々の生き生きとした姿を捉え、写真からダイレクトに訴えかけてくる印象があるのに対して、イジスは眠っている人であったり、どこかを向いて佇む人であったり、何かこう人々と周りの風景からじわじわと滲み出てくるような、いや、むしろ観る側のイマジネーションを引き出すというか、そういった印象があります。

京都ではちょうど同時期に、何必館で「ROBERT DOISNEAU展 」を開催しているようですので、どちらも観たことがないという人なら、両方をはしごしてみるのも面白いかもしれません。

しかし、こうしていろいろな写真家の作品を観ると、構図とか光の活かし方とか、そして何より写真に何を語らせるかということについて、いい刺激を受けますね。
 (全く活かせていないというのが残念なところですが...)



2012年02月14日(火)

親鸞

テーマ:読書日記

親鸞(上) (講談社文庫)/五木 寛之
¥590
Amazon.co.jp

浄土真宗の宗祖、親鸞を描いた本作。

本屋で著者とタイトルに惹かれてペラペラとページをめくってみて、上下2巻なら手軽に読めそうだと買ってみたのですが、この上下巻は親鸞の幼少期から越後に流されるまでの話なんですね。

今、その続きが”激動編”として単行本で出ているようです。

一気に読みたいのになぁ...

というのも、想像していたよりも読み物としておもしろかったからなんです。

生真面目に取り組めば、仏教とは何ぞや、人々はどうすれば救われるのか、と小難しい話に終始しそうなところですが、そういった史実や伝承に基づいた親鸞の人生や思想の変遷を押さえつつも、個性的な登場人物やエピソードを加えて、読者を疲れさせず飽きさせない冒険活劇のようなストーリーに仕上げるバランス感覚はさすがです。

先日読んだ「生ききる。」という本の中で、瀬戸内寂聴さんが本作の著者五木寛之さんについて、「あれだけお勉強しているんだから、出家したらいいのにって思うの。」なんておっしゃっていました。

なるほど、確かに仏教界から見ればそう思うのが率直なところかもしれませんが、仏門に身を置く人の著作となると、それを読む我々は多少なりとも説法を聞くように身構えてしまいます。

聖でもなく俗でもないからこそ、親しみやすくすんなりと入っていける...

こうした立ち位置から仏教というものを広く人々に伝えていくことにも、大きな意味があるような気がします。


親鸞(下) (講談社文庫)/五木 寛之
¥590
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2012年02月07日(火)

生ききる。

テーマ:読書日記

生ききる。 (角川oneテーマ21)/瀬戸内 寂聴
¥760
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岩手県の天台寺の名誉住職を務める作家であり僧侶である瀬戸内寂聴さんと、宮城県出身の哲学者、梅原猛の対談本です。

東日本大震災を受けて、日本のこれからのあるべき姿を考えるというのが対談のテーマとなっています。

今回の震災は天災であると同時に人災でもある。梅原さんは中でも原発の問題については「文明災」であると語っています。

科学技術を自然を完全に征服できるかのごとく過信し、豊かで便利な生活を享受しようとする人間の欲望が築きあげてきた現代文明。

その傲慢な文明を反省し、原点に立ち返って文明のあり方を考えなければならない...

そう考える翁と嫗が拠り所とするのは日本の歴史と文化。

仏教から源氏物語まで、日本の歴史や文化の深みと、そこに根付く日本人の精神性に未来を見出そうとする二人のお話は、法話さながら。

非常に勉強になるとともに、なにかこうじんわりと沁みいるものがあります。

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