債務整理を専門家に依頼する際の注意事項
ヤミ金や詐欺に注意を!
テレビや新聞などでも報道されるようになりましたが、借金で苦しんでいる方をターゲットとした悪質な業者があります。この悪質業者はヤミ金、ヤミ金融などと呼ばれ高額な利息を取ることで知られていますが、最近ではそれだけでなく、専門家(司法書士や弁護士など)の名を騙り、債務整理の依頼を受けて口座にお金を振り込ませて騙し取ってしまうというケースがあります。さらには、提携弁護士と呼ばれるサラ金とつながりのある専門家もいます。そういったケースが疑われる場合は、必ず司法書士会や弁護士会に確認をとるようにしましょう。
以下に悪質業者の定型的なケースを紹介しておきます。
整理屋 …
「債務整理します」などと宣伝して、着手金・手付金などと偽って口座にお金を振り込ませますが、実際には債務整理をせずにお金を騙し取るケースです。さらに悪質な場合、実在の弁護士や司法書士の名義を借りて整理を引き延ばし、取れるだけお金を騙し取るというケースまであります。
買取屋 …
コーチ屋とも言います。融資の条件と偽り、クレジットカードでパソコンなど電化製品を買わせた後、それをわずかなお金で買い取って、さらに高金利で融資までしてしまうというケースです。
紹介屋 …
「どこへ行っても借りられない人大歓迎」「借金の多い方大歓迎」などと宣伝し、融資するようなそぶりで呼び込みます。そして単に審査の緩いサラ金で借り入れをさせ、そのほとんどの額を紹介料として騙し取るというケースです。
携帯金融 …
融資に関する問い合わせ電話番号が携帯の番号である場合、まず超違法金利のヤミ金であると思ってください。このケースの場合の特徴として、店舗はなく喫茶店などの場所で10万円程度の少額を融資することが多いということがあげられます。