3‐1 売る決断~貸すこととの比較など
マンションを売却しようという決断をするのは勇気も要ります。
夢の一つだったマイホーム、
自分のマンションを手離すのですから当然でしょう。
ですから、ギリギリまで「貸す」方法はできないか、
などと悩むものです。
これは、これからの人生選択の一つでもあり、
人生の再出発の決断でもあります。
私は債務整理を専門にやってきましたから、
このあたりの悩みや問題についてよくわかります。
さて「貸す」場合と「売却する」場合の比較ですが、
貸すことのメリットとデメリットを比較して
決断することになります。
貸すメリットは
月の収入を黒字化することができることです。
つまり「賃料‐住宅ローンの支払い+諸費用」で
賃料が上回るようにできればよいのです。
もう一つは、
今まで費用として支払っていたものが
不動産所得上の経費とすることができるということです。
住宅ローン金利、
固定資産税、
管理費、
修繕積立金、
減価償却費、
改装費用などが
経費として控除できます。
これに反し、デメリットは、
第一に借り手が見つからないリスクがあるということです。
つまり賃料の収入がないうえに、
住宅ローンの支払いをつづけなければならなくなります。
そのうえに
自分の住むところの費用もかかるのです。
また、改装の費用や設備などの修理費用は
貸主が負うことになります。
さらに貸しているマンションをいざ売ろうとするときに、
賃借人の存在が問題となることもあります。
こうしてみると
マンションを貸すことも
いろいろなリスクを抱えていることがわかります。
結局は、あなたの決断ですが、
後悔のないようによく考えて
決めるようにしましょう。
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