現代的テロ〜サイバー攻撃、バイオ攻撃…軽微なテロも多々?
今週7/11、
「テロ等準備罪」が施行された。
こうした法律等の条文、条文の文面だけでは、
当然、
テロ等の犯罪は防止できない。
「テロ等準備罪」の施行とほぼ同時に、
多くの毒アリ(ヒアリ)が名古屋等の複数の港湾施設周辺等で見つかった。
神戸、東京の港湾施設で見つかり、
また、名古屋港から内陸部に入った地域(春日井)でも見つかった外来者の毒アリは…
到底、偶然とは思えない。
同時に複数の地域で見つかった毒アリの事件は、
仮称IS国等の銃の乱射、自爆的なテロよりも被害は小さいが、
共謀した組織的な高度・綿密な準備、事前計画が必要なテロだと考えるのが、
普通だろう。
【蛇足】
・東京消防庁の統計では、住居火災の約3割は放火事件で、住居外の屋外での火災は約5割が放火事件。交通事故も含めて、すべてが偶然に起きているわけではない。
・7/10の週は「テロ等準備罪」施行と、神戸・東京・名古屋での外来種の毒アリ(ヒアリ)の発見はほぼ同時期だが…一般市民レベルではテロの可能性を普通に想定しているだろうが、「テロ等準備罪」を単純に否定していたメディア等では、毒アリにテロの可能性を想定するような報道は一つもないようだ。なお、ヒアリと国内のアリが戦い合うので、殺虫剤でヒアリの最大の外敵になる周辺のアリもいっしょに退治することは回避した方が良い。
現代的なテロとして、
こうした生物等を兵器として使用するバイオ・テロ、
ネットワーク等へのサイバー・テロを想定することは、
常識的な普通の想定だろう。
現代的なテロを防止し、
また、
被害の拡大を抑えるためには、
民間の技術者、学術関係者も関与させて、
科学的な予防部隊、特捜部隊を拡充する必要がある。
代々木公園(東京)での蚊のデング熱感染、
博多(福岡)の公園や尼崎で見つかった外来種の毒クモ、
四国等で見つかった桜・桃等の樹木を枯らす外来種の昆虫、
そして、
昨今、増加中の北海道の毒ダニ(マダニ)、
外来種の毒アリ(ヒアリ)の多くの発見は、
対テロのための調査・捜査体制を構築する好機になっている…
しかし、
短期間で構築できる捜査体制ではないだろう。
【参考】
尼崎市(兵庫県)では2012年に毒クモ(セアカゴケグモ)が約100匹、道路上に突然出現した。今年5月下旬、尼崎市で毒アリ(ヒアリ)が出現しただけでなく、コロニー=アリ塚(女王アリがいた可能性)が見つかっている。これは奇遇、偶然ではないだろう。尼崎市は、東京、大阪、名古屋、神戸、福岡、仙台、新潟等の都市同様に、市民の安全保障を他の地域よりも重視する安全保障特区にすべき地方自治体かもしれない。
バイオ的な攻撃では、
公的な専門的な捜査体制と同時に、
医療体制の拡充だけでなく、
監視カメラ増設等での民間レベルの努力も必要で、
社会的な安全体制レベル向上は必須だ。