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荒木の部屋

「荒木の部屋」周辺ののほほんとした日常を赤裸々に描く!
管理人は、荒木の部屋の隣人・小池

東京マハロ、"あるいは真ん中に座るのが俺"が終わって約4ヶ月半です。
月日が経つのは本当に早いですね。
たくさん娯楽があるGWにやるということでなかなか、マハロさん攻めるなと当初は思ってましたね。現になんでわざわざGWにやるんだという声もあったそうですが、主催の矢島さんは絶対そこを譲らなかったそうです。矢島さんの言葉で

俺たちの仕事は娯楽なんだから、一般の人が仕事をしてない時にこそ俺たちが仕事をするべき。ましてやGWという時に沢山の娯楽がある中でお芝居というものを選択をしてもらえなくなったら、俺たちは必要なくなる。色んな娯楽の中でこれを選択してもらえるように勝負していきたいんだよね。

おいおい、かっけーじゃねーか
感動…。
しかも、それで全ステージ完売しちゃったからな…。さすが兄さん方です、感服。

芝居の稽古もTwitterによく書いてたんですが、とにかく笑わないように我慢する、という毎日でした。素人みたい 笑
どんな話なんですか?とよく聞かれたんですが共演者のTwitterを見てても毎日、
飲みに行ってきましたー!
とかばっかりだし、僕もあまり言えなかったんですよね。何故かって言うと、おっさん達がただ何回もハグするってことくらいしか言えなかったんですよね。観た人にしかわからない絶妙な間とシュールな会話をどう言えばいいか伝わるんだろって思ってました。んー、例えるなら永沢君と藤木くんの会話みたいな感じかなぁ。違うか…。

本番は正直あと10回くらいやりたいくらい毎回新鮮で楽しかったです。再演しねーかなー。

Q.ヘッドバンキングをされてましたがどうしてあれが生まれたのですか?
A、せっかくロン毛だったし、気性の荒い役だったのでいいかなぁと思い稽古でやっちゃいました

Q笑いに堪えるのが大変だったそうですが特別にしんどかったのはどこ?
A、イエスがマリアにキスした後、
おまたせー、おまたせー
という台詞です。

Q出身地は天草なのでキリスト教に縁があると思うのですが、この作品に出演する前から大ヤコブなどは知ってましたか?
Aもちろん知ってましたよー。でも、そんなには詳しくはなかったです。

Qどんな演出が印象に残ってますか?
A、絶対に笑いを取ろうなんて思わないで!というのを全体に言ってたことですかね。欲しがるな!って言ってました 笑
色んな演出がありますが僕にはとてもこの演出が合ってるというか好きなタイプの笑いです。

Qこの場面で笑うんだ⁈って思うことはありましたか?
A多分なかったかなぁ。演出の意図通りに笑いがおきてたと思います。

Q暗転(舞台照明が一気に落ちて、真っ暗になること)のときって役者さんって見えてるんですか?客席から見ててすごいなと思います。
Aまあ、人それぞれですね。そして、劇場の機構にもよります。僕は比較的暗転は大丈夫な方です。蓄光されてるテープなどで動線を確認したり何かしらを頼ってやってますよ。ちなみに明るくなることを、明転と言います。

Q荒木さんは普段は柔らかい感じなのにお芝居するとなんであんなに変わるんですか?
Aえっと、、それが仕事だから?笑

真面目に答えると僕はキャラものの芝居をやることもありますが僕が1番気をつけてるのは  なりきらないこと  です。人間はキャラ通りに生きてるわけじゃありません。とても多面的です。なりきる作業をやるとベクトルは自分に向いてしまいます。でも大事なのは相手なんです。普段人と会話してると相手の話を聞いたり相手がどんな表情や動きしてるのかって見ちゃいますよね?それを芝居でやりたいんです。お芝居ってなりきる方がよっぽど楽なんですよ。自分にしか集中しないから。
Don't act.に至るまでの作りの方が生きる芝居になると思ってますし難しいです。まだできねーけど 笑
あ、答えになってないかな…つまりどちらも僕も僕だということだし、一つの面を見せてるにしかすぎないということです。
質問者さんにも沢山の顔があるのと一緒ですよ^ ^

ということで、マハロ編でした!
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