大千秋楽の公演はなかなかのトラブル続きで、ドキドキしましたがスタッフ、キャストで乗り切れました。
本公演までの課題です。
今回、このお話を頂いた時2,5次元の演劇観についていけるのかと不安だったのですが、ある方に「2,5の元祖はスタジオライフだよ」と言われ確かにそうかもと思いました。
しかも茅野さんの演出と演劇の考え方は僕が描いていた2,5のイメージを覆されました。僕は3,0の人間が2,0のキャラクターに寄せる作業をするのかと思ってました。そういう演出家の方もいるかも知れませんが、茅野さんはまず役者が本や感情を理解してからキャラに沿わせていくやり方でした。無理にキャラを演じても本人が納得しないと芝居は腐ります。これは普段やってる演劇作りと何ら変わりはありませんでした。自分の感情を殺してこのキャラはゆっくり喋るからこんなことしないって決めつけてしまうと何も産まれないんですよね。個々の役者の可能性を信じてる方でした。その代わり何もアイディアのない役者には厳しい方でもありました 笑
僕ら人間役の役者にもその人しかできないことを沢山要求されました。
少なくとも茅野さんは3,0の人間が2,0のキャラとしっかり対話し、2,5にするというモノづくりで楽しかったです。
2,5ってキャッチコピーであって、基本的には演劇づくりとそんなに変わらない世界でした。
そして、刀剣6人を中心にキャスト、スタッフ全員が稽古を含めて沢山の汗をかきました。いやマジで…。サボってる人間が本当にいなかった。てか、サボれない程の容量を抱えてました。しかし、その結晶が大きなチームワークとなり、お客様を楽しませられたのではないかと思います。
はい、自画自賛しておきます。
最後になりますが沢山のご来場誠にありがとうございました。全ての公演が満員御礼となり、なかなかチケットが手に入らなかった方もいらっしゃったと思います。
ですが、5月に本公演としてさらにブラッシュアップされて帰ってきます。その時をお見逃しなきよう、ご観劇されますことを願っております。
それから、来年1月1日には刀剣男士がCDデビューすることが決定しました!さらに盛り上がりをみせる刀剣乱舞を今後ともよろしくお願いします。
義経軍もデビューさせて貰えないかな…。
太鼓エクササイズDVDみたいな 笑
では、