明治時代、修善寺温泉には多くの芸術家が訪れました。


特に新井旅館には、近代日本画の巨匠と呼ばれる芸術家が集まりました。


横山大観を始め、前田青邨・小林古径・安田靫彦・速水御舟・川端龍子・石井林響・・・


訪れた文人墨客は枚挙に暇がありません。


彼らは、新井旅館三代目相原寛太郎との交流を楽しみに訪れており、


上野の美術学校出身の相原寛太郎は、彼らとの交流の中で、


多くの作品を頂いたり、購入していました。


そして、その中の100点余が伊豆市に寄贈されています。


毎年様々な美術館でその「伊豆市近代日本画コレクション」が披露されています。


昨年の静岡市美術館に続き、今年は、

 

群馬県高崎市にあります「高崎市タワー美術館にて、


伊豆市近代日本画コレクション展

巨匠たちが愛した修善寺


が開催されます。

 


開催日は、


2017年9月16日(土)~11月19日(日)


第一部  9月16日(土)~10月15日(日)

第二部 10月19日(木)~11月19日(日)


チラシの作品は、前田青邨 燈籠大臣(とうろうのおとど)


平清盛の長子の重盛。


『平家物語』の中で重盛は、東山の麓に48間の御堂を建てて、1間ずつ燈籠をかけ、


毎月14、15日には女房達に念仏を唱えさせたり、自らも願をかけたので、


燈籠大臣(とうろうのおとど)と呼ばれました。


165.7×86.0cmという大きな作品ですので、この作品だけでも見ごたえがあります。


お近くの方は、是非高崎市タワー美術館へお出かけ下さい。


「一見の価値あり」です。







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