元「おくり人」が入社しました。 | 葬儀屋さんの社長のお葬儀ブログ

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年の瀬に、新しいスタッフが入社しました。

納棺師、いわゆる「おくり人」のキャリアを持つ本田くんです。


なぜ、年の瀬に入社を?と聞くと、

「一番忙しい時に入社すれば、経験も多く積めます。
半年でなんとか一人前になりたいんで」


柔道で鍛えられたスカッとしたたずまいで
キッパリした答えが返ってきました。

(おぉ…)

…彼は、なかなかの野心家かもしれません。



実は彼の前々職は
小さな建築会社の営業兼役員兼現場監督

20代でマイホームも建て、豊かな生活でしたが、
そこで人の生き死にを考えさせられる出来事に遭い、
おくり人の世界に飛び込んだのだそうです。


「『やり尽くす』のが性分」な彼は
そこでもほとんどの技術をマスターし、
所長を任されるほど
になりました。


「でも、納棺師がご喪家と接することができるのは
ご遺体を扱わせていただく時間のみ、せいぜい10分程度です。

普通の方にとってはあまり慣れないサービスですから、
それがよかったかどうかはわからないでしょう。

もしそれがわかったとしても
そんな人間関係もできていない人に
率直な感想を言うはずもありませんよね。」


幼い頃から自分の側にいてくれた
おじいちゃん・おばあちゃんのお葬儀をしてあげたい…

そんな思いも強かった彼は
こうして葬祭業にたどり着いたのでした。



その転職活動も潔いな、と思ったのが、
一切の紹介やコネを排除して、
土地勘のない所を選んだところです。


うちの会社のことは
「社長と話ができたのが良かった」
「スタッフ全員を家族に紹介できる会社です」

とのこと。
なんだかこそばゆいです。。


入社して、あと少しで2ヶ月。
最近はあの(社内では厳しいと評判の)横島くんに
早くも現場に連れて行ってもらってるようです。

。。。お互い、若い頃やんちゃをしてたとこが通じるのかな!?。。。


また将来が楽しみなスタッフが増えて
ありがたいなぁと思います。