お経に登場する、数の宇宙①大数の世界 | 葬儀屋さんの社長のお葬儀ブログ

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お経(経典)というと、
お葬式でお坊さんがあげる漢字だらけのあれ?
あの意味がよくわからないもの? おまじない?

・・・というイメージがあるかもしれませんが、

実は生物学から天文学、この世のことからあの世のことまで
幅広~い解説書になっている
ものなんです。


読んでいると、現代科学とも通じる話があり、
これが2500年前に本当に語られたものなのかと
驚きの連続です。


僕が自称仏教ヲタクな理由の一つはそれなんです。


たとえば数字の世界
大きい方からいきましょうか。


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この先にさらに・・・不可説不可説転(10の37218383881977644441306597687849648128乗)まで
数が続いていきます。


ちなみに、阿弥陀如来の大きさは、「六十万億那由多恒河沙由旬」(仏説阿弥陀経)といいますから、
それでも60万億×10の60乗×10の52乗×7kmの大きさととてつもないサイズです。
なんであちこちに「大仏」があるんだろう、と思われたことがあるかもしれませんが、
あれは阿弥陀如来のお姿をせめて作れるだけ大きく作って差し上げよう、ということなんですね。


数は何のためにあるかを考えると
それは世界の何かを説明するために必要だから。

私たちが今現在、日常接するのはせいぜい「兆(=テラ)」や「京」どまりでしょう。


お釈迦様は、よく経典の中で「不可思議」という言葉を使っています。
人間の常識・理解・想像の及ばない世界があるということなんですね。


科学が発展してきたとはいえ、人間はこの数を使いこなすほど、
宇宙の仕組みまでは理解できてないなぁ・・・
そう思うと、自然に謙虚な気持ちになってきます。