世の中が「就職難」と呼ばれるようになると、
「資格」や「検定」がブームになりますが、
葬祭業にもあるんです。その名も
「葬祭ディレクター」(一級・二級)
もちろん僕も持ってます!(「一級葬祭ディレクター」と「葬祭ディレクター技能審議官」)
厚生労働省(当時、労働省)の認定を受けた民間資格制度です。
できたのは意外に新しく平成8年3月です。
実は海外では、お葬儀を取り扱う人に資格取得を義務付けている国も少なくありません。
それに比べると、日本は後発ということになりますね。
お葬儀も、消費者(=遺族)の視線に立った、細やかでしかも専門性をもったサービスとして
提供されなくては、と考えられるようになったからなんでしょう。
当たり前と言えばあたりまえ、でもそうでないこともいろいろある昨今、
僕は必要なんじゃないかと思い始めています。
ちなみに内容はというと、
◆学科試験:葬儀を執り行う上での全般的な知識。
社会的環境・公衆衛生・法律・行政手続・遺族心理・宗教等の関連知識の有無も問われます。
◆実技試験: ①幕張装飾:式場設営の基礎技術の実技です。伝統的な室内の布張り装飾もやります。
②接遇
③司会
けっこういろんなことの勉強が必要ですね。思い立ったら・・とはいかない内容です。
専門学校に通って受ける人もいますし、
葬祭スタッフが自分の実務能力の確認と、その証明のために受けるケースが多いようです。
試験は毎年9月上旬。葬祭ディレクター技能審査協会が行っています。
もし、ご興味があれば?是非(笑)