お葬儀の申し込みは、
病院やご自宅より、
つまりご病気やお歳を召してのケースが多いのですが、
そうでない場合もあります。
警察経由、つまり事件に巻き込まれてのケースです。
そんな時は、スタッフもいっそう気を引きしめてお葬儀にあたります。
先日も後藤君がそんなご事情のお客様を担当したのですが、
お葬儀の会場にマスコミがカメラを持って現れたのです。
思わず、彼をはじめスタッフは、
「お引き取り下さい」と取材陣を会場の外に連れ出しました。
大切な肉親を亡くされただけでも大変なことなのに、
さらに第三者の好奇の目にさらされるなど、
ご遺族はどんなお気持ちでしょう。
お別れの時間にまで
邪魔が入るなど、あってはならないことです。
いまはただ、故人とご遺族と縁者の方々と、
心ゆくまで最後の時をすごさせてあげたい。
その一心でのスタッフたちの行動でした。