救急車が出るまで

ずっと付き添ってくれていた

スギヤマさんも帰り

 

家には

ばあちゃんとワタシ

二人だけが残った。

 

 

 

今回

としお氏が家に居る時で

ホントに良かった。

 

じいちゃんがトイレで倒れた時だって

 

 

ワタシ一人じゃ

 

 

助けるどころか共倒れになってたかも知れない。

 

うろたえてしまって

訪問看護ステーションに連絡することも

ままならなかっただろう。

 

 

ベッドへの移乗だって

とてもじゃないけど出来やしない。

 

それに

もし、救急車を呼ぶことが出来たとしても

 

ばあちゃんを一人

家に置いて行くわけにはいかないし。

 

 

車いすのばあちゃんを

一体どうすれば・・・。

 

 

とにかく

いろんな意味で

 

無理だった。

 

 

 

一郎はこの日

仕事。

(いつも帰りは11時過ぎることが多し)

 

これから

じいちゃんは

入院になるか

はたまた帰されるか

まだこの時点では分からなかったけど

 

どちらにしても

救急車に乗って行ったとしお氏の

帰りの足がない

 

 

と、取りあえず一郎に救援要請を出しておいたが

 

一郎の職場はちょっと離れているので

おいそれと

すぐに帰って来ることは難しいのだ。

 

そうこうしているうちに

検査が終わったんだろう

としお氏から電話が入り

 

 

 

「やっぱりな」な結果に。

 

 

でも正直

どこかホッとしている自分もいた。

 

 

 

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