一月分の医療費の明細がやってきました。
給付自体も、支払い月の3ヶ月後に行われます。

あれこれ思い悩みましたが、74900円がわたしの支払った金額だったようです。これによりわたしの勤務先の加入する保険組合による、医療費の付加給付について、だいたいのことが判明しました。

わたしの勤務先の加入する保険組合では、手術も入院も外来も歯科も全部ひっくるめて25000円以上保険診療で支払った額を付加給付しているのだそうです。

つまり、国の制度上の高額療養費のおよそ8万円のハードルも、一年に四か月以上高額療養費が適用になった場合の多数該当・4.4万円も、一切関係ないのでした。

一つの病院でいくら以上、などの合算の下限もないのでした。

では本当はどれだけ医療費が節約できたのかを、これまでの経緯から結果論ではありますが検証すると、2016年1月にしこりを自覚して受診したわたしの、乳がんに関する主な出来事は、

一月…検査から確定
二月…手術
三月…放射線開始+ノルバデックス+リュープリン
四月…放射線16日+リュープリン
五月…3ヶ月検診+リュープリン3ヶ月

となります。五月は予定です。

仮に一月に検査から手術まで終わったとしても、放射線治療が二月開始になるのは避けられなかったはず。
とすると、

一月…検査から手術
二月…放射線治療開始+ノルバデックス+リュープリン
三月…放射線治療+リュープリン
四月…三月検診+リュープリン3ヶ月+ノルバデックス

にできたとしても、スケジュールを詰めて浮くのは、一ヶ月分の医療費だったってことなのかも。

ただもし、受診が正月休みのある一月ではなく、仮に二月であったなら、
二月…受診から確定、二月末手術
三月…放射線治療開始+リュープリン+ノルバデックス
四月…放射線治療+リュープリン
五月…リュープリン3ヶ月+ノルバデックス+検診

となり、どちらにしても4ヶ月はここまでに費やす計算です。

あとは3ヶ月ごとの検診とリュープリン注射とノルバデックス処方を一緒のタイミングにしてもらうのが、わたしの保険組合のシステムで医療費を節約するコツだと思います。

同じような付加給付をしてくださる保険組合に加入されている方もいらっしゃると思います。
抗ガン剤がない場合はかなり異なるはずですし、リュープリン、またはゾラデックスがない場合は、そもそも、術後の費用についてさほど心配する必要はないかもしれませんね。