＜3月25日生まれの音楽家たち＞
最近ほとんど見なくなった
スポーツ番組。
何だかリアルタイムで見ていると
応援しているチームなどが
負けそうな気がして
という理由もありますが
長々と見ている時間もないので
というのがホントのところ。
ところで昨日の選抜高校野球で
気になったのが
静岡の相手高校の名前。
「不来方(高校)」
？？なんて読むの？と
思わず高校のホームページまで
たどり着いてみてしまいました。
正解は「こずかた(こうこう)」
漢文かと思ってしまいました…
地名などは難しいのが多いですよね。
でも地元「相模原」の車のナンバー
「相模」を「すもう」と呼んだ人もいるので
慣れてないと、また知らないと
読めないのでしょうね。
因みに読み方は「さがみ」です。
では本日分をどうぞ
バルトーク
(バルトーク・ベーラ・ヴィクトル・ヤノーシュ
；Bartók Béla Viktor János)
1881年3月25日～1945年9月26日(享年64歳)
ハンガリー；ナジェセントミクロージュ
作曲家＆ピアニスト。
「ミクロコスモス」、オペラ「青ひげ公の城」、
ピアノ協奏曲第1～3番など
初級からの教則本「ミクロコスモス」は
ピアノを学ぶものにとっては
お馴染みである彼の代表作品です。
彼はリストの弟子であった
トマーン・イシュトバーンから
教えを受けたピアニストでもありました。
そして東ヨーロッパの民族音楽を
自らの足で持って収集し、
研究した人でもありました。
当時の録音機は
大変高価で重たかったでしょう。
エジソンの蓄音機と
同型のもののはずです。
レコードのような円盤式は
まだ先の発明ですから
円筒形の蝋間に記録したかと思われます。
そしてその収集は北アフリカや
ウクライナなどにも及び
記録楽曲は1万曲を
越えるものだったそうです。
(古今東西収集家というものは
同じようなことをしていますねぇ)
第2次世界大戦後はニューヨークに渡り、
そこで生涯を閉じます。
遺体は1988年になって
ようやく祖国へ戻ることになりました。
エルトン(エルトン・ジョン；Elton John)
1947年3月25日～(現在70歳)
イギリス；ビナー
ミュージシャン。
本名；Reginard Kenneth Dwightであったが、
現在は本名もエルトン・ジョンとなっている。
1972年からアルバムが
7枚連続全米No.1になるなど、
全世界で1億枚以上のセールスを
あげているスーパースターであります。
ピアノを弾きながら
語りかけるようなやさしい歌声は
確かに惹かれるものがあり、
癒し系の音楽かもしれません。
1997年にはイギリスにて
ナイトの称号が与えられています。
またプライベートでの話題は、
法律で認められた同性婚の第1号として、
長年一緒に暮らしてきた男性と
再婚を果たしたことでしょうか。
彼らの子供が2010年に代理母により誕生し、
その後見人はレディー・ガガが勤めています。
その追随の話題として2015年、
ファッションブランドである
D&G(ドルチェ＆ガッバーナ)の創立者兼デザイナーが
同姓婚の養子縁組に否定する意見を
公共の場で述べたことに抗議し
二度とD&Gは着ないなどとし、
歌手のリッキー・マーチンや
元プロテニスプレイヤーのナブラチロワなども
賛同するといった事態になっています。
(敢えてワタクシの意見は言いませんが…
人を貶めるような意見はいけませんな)
最新アルバムは今年2016年2月に
発売されています。
前作とは異なり
エネルギッシュなアルバムに
なっているとか。
しかし2015年に来日してしまったので
しばらくはないようです。
今年はアメリカ、南米、ヨーロッパなどで
公演するようです。
エルトン・ジョン公式ホームページ【英語】
ユニヴァーサル・ミュージックによるエルトン・ジョンホームページ 明石昌夫(あかしまさお)
1957年3月25日～(現在60歳)
日本；大阪
作曲家＆アレンジャー＆プロデューサー。
ZARDや椎名へきるなどへの曲の提供をしている
B’ｚの作品に深く関わっており、
3人目のB'zともいわれていた人物です。
その他にも1990年代までは
様々なアーチストたちに
楽曲提供やアレンジをしてきたようです。
また自身でもバンドを持っていて
活動をしていましたが、
それもほぼ現在は行っていないでしょうか。
2017年現在も
洗足学園音楽大学の音楽学部で
ベースを指導しているようです。
ライヴ活動などは？？です。 嘉門達夫(かもんたつお)
1959年3月25日～(現在58歳)
日本；大阪
ミュージシャン。
「替え唄メドレー」「ヤンキー兄ちゃんのうた」など
ユニークな楽曲が多いのは
よく知られているかと思います。
一時期はバラエティ番組に
出演することも多かったように思います。
以前某レンタルショップにて
彼の曲がかかってきた時には、
公共の場でしかも一人でいるにも
拘わらず大笑いをしてしまいました。
その笑いのセンスはもしかしたら、
高校生の時に笑福亭鶴光に
弟子入りしたこととも
関係があるかもしれません。
(しかし5年後に師匠の飼っていた猿に
いたずらしたとのことで
破門になったそうです)
彼は強烈な風刺を歌詞にしているため、
また様々な人や団体から否定されてもいます。
(なぎら健壱と被るでしょうか！？)
そのため通常のCDショップなどでは購入できず、
高速道路のサービスエリアでしか
手に入らないものもあるようです。
見かけたら「これがそうか」と
思って下さい。
貴重なCDかもしれません。
2017年現在アルバムは50枚近く、
シングルは昨年末に
出ています。
(あまりの多さに途中で
数えるのを諦めました。
ツワモノさんは
数えてみてください)
今月末にはアルバム発売です。
ラジオではレギュラー番組も
持っています。
その他イベントなどにも出演。
詳しい情報は
ホームページでどうぞ。
嘉門達夫公式ホームページ 山下和仁(やましたかずひと)
1961年3月25日～(現在56歳)
日本；長崎
ギタリスト。
16歳の時に世界三大ギターコンクールと
いわれるラミレス、アレッサンドリア国際、
パリ国際の各コンクールにて
最年少で1位となった
才能溢れるギタリストです。
10歳の頃から数々のギターコンクールにも
成績を残しているため、
彼にとっては朝飯前のような
感じだったかもしれません。
そして彼はクラシックギターのみならず、
オーケストラやピアノの曲を編曲、
演奏をしています。
その才能に惚れ込んだ
数々の作曲家たちが影響を受け、
また彼のために作った曲も多くあります。
(今月ご紹介したの吉松隆氏もその一人です)
彼に関しては天才ゆえか
様々なエピソードがありますが
その中の一つが
アランフェス協奏曲の3楽章を
高速で弾きすぎて
オーケストラが付いていけず
演奏が止まりかけた、
ということでしょうか。
…まあ、一応「協奏」であって
「競争」ではないので
気を付けるべきですよね。
現在は後進を育てつつ
リサイタルをも開くといったところでしょうか。
エッセイ、批評文なども
書いておりますので
興味のある方は探してみてください。
2017年のコンサートは
今のところ4月と5月にあります。