なんとなくくすぶってた予感は確信に変わった!
「魔法戦隊 マジレンジャー」は傑作だ!
ムスメが見始めた1回目から、毎週こちらが楽しみに見るようになって、
ついに一昨日の「第8話 君こそヒロイン~マジュナ・マジュナ~」。
冷静沈着真面目がとりえのマジブルーが、
オーディション(映画「冬のチアガール」)に行ったマジピンクの付き添いで、
合格してしまい(ありがち)、思いがけずスターの夢をみてしまう(はじめてのお化粧)。
そして“本当に自分がしたいこと”(13歳のハローワーク)を見つける!というお話。
この回は、怪人が踊りを踊らさせる術を使うので、マジレンジャーも変身したまま、マサラ映画のようにず~っと踊ってる。
マジピンクのヘンな変身(のれんに変身)や、
勇気の発動による呪文獲得(今回限定?の呪文「ジー・ジ・ジジル」は、ポンポン持ってエンディング曲にのせてチア!で戦う)、
いつもがっつり泣かせてもらう家族愛発露のシーン、
などの「マジレンジャー」独自のお約束、
さらに「スーパー戦隊」モノの変身、戦闘、巨大化というルーティーンワークもきっちり入れての23分。
「スーパー戦隊」30周年の濃厚な職人技を見せてもらった。
今回の脚本は、「マジレンジャー」初登場の横手美智子女史。
アニメでは有名な脚本家だそうだ。
監督の前では猫かぶってるナマイキなアイドル女優が、マネージャーに無理難題押し付けてたり、
高校生のマジレッドが、ベッドの下にエロ本隠してたりというエピソードを、
セリフのみで、言外にさりげなくイメージさせてくれる手腕は感心した!
気になった人はこちらで、ストーリーのおさらいをしてみてください。
「マジレンジャー」、本気におすすめです!