巨人の李承ヨプ内野手(34)とマーク・クルーン投手(37)の今季限りでの退団が濃厚となっていることが23日、分かった。両選手とも日本での現役続行を希望しており、退団が決まった場合は国内他球団と交渉する意向。
 来日4年目で初めて未勝利に終わったセス・グライシンガー投手(35)の残留も微妙な状況。リーグ4連覇を逃した巨人は来季に備え、エドガー・ゴンザレス内野手(32)を含めた現有の外国人選手を刷新する公算が大きくなっている。
 李承ヨプは今季が4年契約の最終年だったが56試合で5本塁打、11打点、打率1割6分3厘。ここ3年は不振が続き、推定7億円の高額年俸に見合う活躍ができなかった。巨人で3年目のクルーンは25セーブを挙げたものの、防御率は4・26と不安定さが目立った。