揺れる揺れる | Joy to the WORLD!

Joy to the WORLD!

わたしの日常生活。

あーこれが女心、というものなのだろう



一緒にレストランに行った。

で、もっともっと話し合いたい、と思った。

エルビスは過去の経験も含め、自分という人間について、

私に対する感情の変化、包み隠さずいっぱい話してくれた。


私も思い残すことがあってはならない、といっぱい話した。


で、今日導き出した結論・2年前のエルビスが好きであったのであって

今のエルビスはぜんぜん好きじゃないから、もう致命的で、終わることに関してもあまり悲しくない。

今は、この結論を出すまでに3年もかかっちゃったのかーと思うと、力が抜けちゃう、というようなこと。


で、ちょっとお互いに冷ややかになりながら帰ってきて、

一応ハグはしたものの、また別々に就寝。


で、昨日。


もう朝彼の出勤前から、私がいつここを出るのか、こんな気まずいことをいつまでもやっててはいけない。


って、彼も早く追い出したそうだったし

私もパリの友達に連絡を取って、来週の予定を固めだし、ランチタイムにエルビスが帰ってきたときに

来週の水曜日にパリに向かうことを決定。


チケットもどうにかなった。安く譲ってくれるひとを見つけた。


で、ここのファミリーとにぎやかなランチのあと、彼に街まで送ってもらって

一緒にコーヒー飲んだあと、彼は仕事に戻って行った。


私はその後街歩き。

ここは、ほんとについこの間(1週間前とか?)ユネスコ世界遺産都市に登録されたアルビという街で

昨日一日で、猛烈に魅了されてしまった。

本当にかわいいの。すべてが。


自分でツーリスト・オフィスに行って地図をゲットし、いろいろお姉さんから聞きだし

その後ひとり街歩き。この経験も久々。

この感覚忘れてた。


完全にこの街の魅力に取りつかれながら、

エルビスとのことをずーっと考えていた。


昨日の私は、その前の日の私の感情とはまったく別物で

エルビスと離れることがつらくて仕方がない。

あーやっぱりエルビスのことが好きなんだーパリに行きたくないー

もうフランスに戻ってこれないのなら、もう二度と会えないのなら、やっぱりできるだけ長く一緒にいてもっといい思い出作りたいー


って弱気になっちゃったのです。


で、夜仕事が終わったエルビスとバーで待ち合わせたんだけど


エルビスも始終私とのことを考えていたようで


お互いに、もう終わりは確信してるのだけど

今になって、こんなに素直に自分のこころの内を打ち明けるようになって


あーあの時こんなこと考えてたんだ

こんなに誤解があったんだ


その時々に解決できなくて本当に悲しい


と、私もシクシクしながら、素直に今日思っていたことを告白。


エルビスも、同じようにやっぱり悲しいのだ。



ビールを二杯飲んで、今日もどこかに食べに行こう、と素敵なレストランへ。


ここに行ってから、私はなんかもっともっとリラックスして

自分の高校・大学時代の話とか、友達とのバカな会話とかをとにかくベラベラ話しまくった。


こんなに会話が盛り上がったのは、フランスに来て初めてだったかもしれない。


私は酒も入ってたからだけど、

話しながら、思いだして涙が出るほど笑っちゃったりして


別れたばかりのカップルとは思えない私たち。


エルビスも、そんな私にびっくりして


私がこんな人間だったのか、とか

話がもっと聞きたい、って状態になり


すごくいい雰囲気で夜中になって帰宅。


で、家に帰ってから



やっぱりやり直しはきかないものだろうか?

君と別れるのは本当にしんどい


とエルビスに言われた。


そうしたいのはヤマヤマだけど

もうこれ以上お互いの気持ちをもてあそんではいけないし

目の前の誘惑に流されてもいけない


でも今はすごく好きだと思っている


という複雑な答え



今はお互い素直な気持ちになっているけど

私はやっぱりエルビスが好きと思うけど

将来はやっぱり考えられない。


だからどうしたらいいのか全然わからない



今朝も出勤前に、パリに行かないでくれ。できるだけそばにいてほしい。

ふたりの関係に希望を見出したい、と言われた。



それについてはすぐには返事できない。

本当にそうしたいのなら、さらに話し合うことが必要、と言って送り出した。


正直昨日は私4時くらいまで考えすぎて眠れなかったのだよ。


今日は午前中、近所を散策して、

日本にはとにかく荷物を送らないといけないから、

水曜に本当にここを出るのなら、いっぱいやらなきゃいけないことがあるのに

ぜんぜん体が動かない。

気持ちの整理がつかない。


午後はまたアルビに戻って、街歩きの予定だから。



あーエルビスがあと30分後にはランチに帰ってきちゃう。



ちと近所の散策に出かけてくる。




(ここのファミリーのティーン・エイジャーの男の子ふたりが、12時前になると毎日必ずエプロンしてキッチンに立って、両親がランチに戻ってくる前に食事の準備をしているの。ランチブレイクは2時間、って会社が多いみたいで、みんな家に戻ってきて食事をするのが基本みたい。この男の子たちの姿がいつもとてもかわいい。私もいつもボーイズの作った食事をごちそうになってるのだから、手伝えよって感じなんだけど!)


(でも食後に食器洗いとか自主的にするじゃん?そうすると、それは僕たちの仕事だから、君はそんなことしちゃいかんって感じで、無理やり横取りされる。なんかかわいいんだけど。ちなみにファミリーは私たちの破局を知っているらしい。エルビスが翌日に言ったらしい。気まずいだろうね。それともそんなことどうでもいいのかな?私だったら、自分の家に来てからふたりが破局した、とか聞いたら動揺しそうだけど、フランス人のことはよくわからない。出る前に寿司パーティでもしようと計画してたけど、気力が失われ、あーもう彼女じゃないって知られてるのなら無理しなくてもいいのかなとつい怠慢に考えてしまうけど、そこは本当は別なんだよね。お世話になってるのだし、気持ちの問題だよね。そういうところが私はいけないんだな。損得じゃないけど、自分の気持ちの状態が不安定なときに、寿司でみんなをもてなす、なんて考えられない・・・)