こんにちは、樋口です。
賃貸物件の空室率が年々上がってきてます。
ちょっと前の統計で、
全国平均が18%くらいでした。
空室対策のひとつとして、
物件への設備投資か値下げかってところは
いつも悩むところです
現状は、
よっぽどでない限り、ちょっとした設備投資で
家賃を値上げってのは難しいです。
どちらかといえば、
家賃を下げないための設備投資って観点が
必要かもしれません。
たとえば、
エアコンがない単身マンションで、
2,000円の値下げ交渉が入った場合、
エアコンを付ければ、2,000円下げなくてもOKで
あれば、設備投資をするべきです
エアコンであれば、リースで月1,000円ってとこです。
つまり、2,000円下げることを前提に考えれば、
キャッシュフローでは、1,000円UPってことになります。
つまり、考え方は、
家賃を5,000円下げるか、
月5,000円(入居年数4年と考えると24万円くらい)
の投資をするかって観点です。
家賃を安易に下げてしまうと、
物件価値も目減りしてしまいます。
収益還元で考えると、
V(物件の価値)=I(収入)/R(キャップレート)
なので、
I(収入)が減ると、物件価値が目減りしてしまいます。
とはいっても、、
この緊急的不況下では、家賃を下げざるをえない
ことも多いんですがね
では、今回もお付き合いありがとうございました
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不動産コンサルタントなFP社労士 樋口 次郎
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