これから遠方へのフライトのためせわしなく準備をしている夫を横目に、嫁は優雅にMr.サンデーみながらブログを書き、
ピエールマルコリーニのチョコをいただいております。
いいの、夫の靴も磨いたし、シャツもきちんとアイロンかけたし。
私の役目は完了♪
***
さて、忘れぬうちにヨーロッパ旅行記の続きを。
今日はあちらで移動に使った列車に関して。
市内を走るトラムや電車はもちろんドイツ、ベルギー、オランダでも観光の足として使ったのですが、それ以外に国境越えに高速列車も乗りました。
EU圏はパスポートコントロールなしでさくっと他県にわたる感覚で国境越えできるので楽ちんです。
まずはThalys タリス
から。
こちらは
Dusseldorf デュッセルドルフ - Brussels ブリュッセル
の移動に使いました。
乗車時間は2時間20分ほど。
チケットは事前にHPから予約、支払い済。
朝6時半にシンガポールからDUSに到着したフライトで舞い戻った夫とDUSの中央駅で待ち合わせをし、午前8時17分発のタリスに乗りました。
夫は空港から中央駅まではSバーンで移動、私と子供たちは中央駅から遠いホテルに宿泊していたのでタクシー利用。
(ただドイツのタクシー、チャイルドシートが厳しくて、4歳児と2歳児二人連れて乗れるタクシーを探すのにいつも苦労しました。ブースターとチャイルドシート二つ載せているタクシーが少なかった。。。タクシーだから義務じゃないという日本やシンガポール、オランダとは違いました。)
夫はフライトが到着してから2時間も猶予がなかったので、乗り遅れたらどうしようと。。。と心配しいていたのですが、イミグレもすいていたし、Sバーンの電車もすぐわかったとのことで、7時半過ぎには駅についていたとか。
駅の電光掲示板に乗る列車のホームが記載されているのでそこへ向かうだけ。
ドイツは改札がないので乗車券は事前にネット購入した際のものをプリントアウトして、車内で提示。
↓ PARIS NORD行き
終点がおパリなのね~♪
タリスは事前に座席が指定されているので、乗る車両がホームのどこに停まるか、こんな表があったので確認しました↓
と、出発予定時刻の5分ほど前に電車がホームへ。
タリスはこの赤い車体が目印
駅での停車時間は数分あるのですが、なんせスーツケース二つにベビーカーに、おチビ二人を乗せなくてはいけないのでけっこうわちゃわちゃしました。
車両はすでにオランダから乗ってこられた方でにぎわっておりましたが無事、事前に予約しておいた向かい合わせの4人席をとれました。
2歳の娘は無料だけど4歳の息子は子供料金。
なので大人2人と子供1人の3席のみの確保でしたが、往復ともに向かい合わせの残り1席に乗ってくる人はいませんでした。
車内はちょっと遅いけどWi-Fiも無料。
動画を見たり、駅で購入しておいたクロワッサンをいただいたり。
夫は12時間のフライト直後だったのでお休み中、、、
↓ 窓に反射して映ってるw
と、そんなこんなしているうちにケルンやいくつかの駅を停車してあっという間にブリュッセルに到着。
ブリュッセルでのタリスの到着駅は
Brussels Midi
となり、中央駅ではなく、南駅となります。
この南駅がなかなか治安が悪いと元ベルギー在住者のお友達から聞いていたのでちょっと怖かった。。。
確かになんだか怪しい雰囲気の人はいたかも。。。
そこからはMetro(地下鉄)に乗って泊まるホテルへ移動しました。
ちなみにブリュッセルの地下鉄は改札があるのですが、こんな風に小さい子連れ、大荷物、ベビーカーありようの一度にたくさん通過できる改札があって便利でした。
↓
↓
DUSの戻りも同じタリスにて移動。
往復で3人分の合計は250ユーロほどでした。
席はSecondClassだったのですが十分でした。
車内販売もあったし♪
***
続きましてこちら。
こちらは母子だけの移動に使った
同じくDUSの中央駅から出発。
ドイツでの中央駅はどこも大きく
「 HAUPTBAHNHOF」
と書いてあって、これ中央駅の意味。
あまりに堂々と書いてあるので駅名かと思ってしまうほど。
デュッセルドルフ- アムステルダム Amsterdam
の移動に使いました。
こちらもチケットは事前に予約、支払い。そして自分でプリントアウトしたチケットを持参。
夫はこの日シンガポールからアムステルダムへのフライト乗務でした。
夫は午前7時ごろのフライト到着。
私たちはDUSを午前9時13分発、11時28分にアムステルダムに到着する列車に乗車。
待ち合わせはホテルっていうね。
ほんと放置プレイ。。笑
とりあえず中央駅までは歩いて5分ほどのホテルニッコーに宿泊していたので、子供二人連れて、小さなリモワとベビーカー引きずりながら日の出直後の街をガラガラと歩きましたよ。
このICEは予約変更不可能な条件付きでFirstClassが格安だったのでそちらを贅沢に利用
駅にはFirstClassラウンジがこじんまりですがあったので使いました。
余裕をみて早めにホテルを出発したので、電車到着まで30分ぐらいあったので。
飲み物しかないけれど、WIFIもあったし、暖をとるのに良いかんじ。
温かいココアをいただいていたら、スタッフの方が子供たちにおもちゃをくれた
ICEの形をした電車のおもちゃ
こういうのうれしい♪
そして時間が迫ってきたのでホームへ移動。
タリスと同様にのる車両の位置を確認。
ここもホームから電車へ2段ほどの段差があったのですが、息子を抱っこして乗せ、
娘を乗せ、「そこで待ちなさい」といって荷物を持ち込もうとしたらほかの乗客の方が荷物全部助けてくれた
FirstClassは2⁺1の席配列。
私たちは6席の個室の予約をしていました。
空いていて占領できたらいいなーなんて淡い期待抱いたけど撃沈。
他に3名のお客様。
けど荷物を頭上に乗せてくださったり助かりました。
ここでも人のやさしさに触れた。。。
DBは太っ腹で大人同伴の15歳の子供は無料なんです。
なので私一人だけの料金。
座席は自由席も行けるのですが、11ユーロほどの席確保料金を支払えば3席を大人一人分の料金でリザーブできたのでほんと助かった!
予約時に「確約しないで適当に座ればいいかな?」
なんて思ったのだけど、DUSは途中駅ですでに車内は混んでいたので座席指定しておいてよかったです。
こちらも車内には食堂車があり。
2時間半ほどの旅なので、子供たちと一緒にコーヒーを買いに。
ICEは荷物の置き引きとかがあると聞いていたので、貴重品だけは手にもって、他の荷物は同じ個室になったほかのお客さんに声をかけておいていくね、と伝えておきました。
子連れで歩いていたら、ドイツ人の女性が
「まーなんて可愛いの!!」
とお世辞でもうれしいことを言ってくださり記念に写真撮ってました。笑
アジア人があまりいなかったからちょっとめずらしかったのかな?
列車は高速でどんどん進んでいき~
そうこうしているうちにオランダに入ってこれぞほんとの
「雪国」の冒頭が頭に浮かんだ。。。
ICEもWi-Fiが繋がるのでときどきGoogleMapでどのあたり走っているのか確認したり。
買ったコーヒーをいただいて。
DUSの駅でかったプレッツェル。
バターサンドにしてみたのだけど、素朴でおいしかったー。
ただのバターなんだけど、これ当たり
同じ個室の他のお客さんはみんなアムステルダム手前のユトレヒトで下車。
しばし別れを惜しんで、お互いのGoodLuckを祈り。。
これぞ一期一会。
そこから個室は私たちだけで占領してあっという間に終点のアムステルダムに到着。
↓こんな風に段差があるのですが、下車時もみなさんに助けていただきました。
プラットホームを降り、ホテルのある南側へ行こうにもどっちが南か。。
右か左か。。と人の波が若干多そうなそして、あとは勘ね、勘。
これまでの人生だいたいこの勘で生きてきたので。
勘で選んだ出口が大当たり!!
アムステルダム中央駅の中央口でした
とりあえずホテルまでの地図はスクショを撮ってあったので、それを見ながらまた二人の子連れでのそのそと。。
石畳が多くて、つまずきながらなんとか頑張って歩きましたよ。
この日の気温がなんとマイナス3度とかで、ほんと寒かったのだけど、娘をエルゴに息子ベビーカーで押し、片手はキャリーケースに、重いエルベのバッグを担いでいたら汗かいてた。。
途中歩きながら
「そういえば夫がホテルに着く前にSMSして」
って言ってたな。。と思い出し、
Im on my way
とだけSMSし、また体制を整えて怪しいマリファナのお店が並ぶ小道をあるいていたら曲がった角から突然飛び出してきた男と遭遇!!!
ダーリン
でした。
未知との遭遇。
お腹空いちゃったからピザ食べてこれからホテルに戻って私たちと迎えようとしてたらしい。
まー、ほんと私がどこの道を通るかもわからなかっただろうにこういう偶然もあるものね。
不思議なことに子供たちは、こんな異国のクソ寒い街にまた電車に乗って連れてこられて、そんな中数日ぶりに自分の父親が怪しい街角から飛び出してきても驚きもせず、
「あ、パパー」って普通に喜んでた件。
すごいよね。
と、私の腕もガタガタの石畳の上を移動してきたので限界来ていて、ここど夫と遭遇できてよかったです。
そんなこんなのヨーロッパでの移動でした。
長くなってしまったのですが、私も事前にいろんな方のブログを拝見し予習していたのでこれもどなかたかのお役に立てれば幸いです。
まーでもほんと、この旅行計画しているときも、このアムステルダムで再会した時もですが夫に
「日本人妻を初めての国で幼子二人とともにここまで放置する夫もあまりいないよね」
って言ったのですが、
夫の返答は
「確かに、一緒に飛んできた同僚に言ったら確かにびっくりしてたよ」
ってガハハーって笑ってました。
どうりで翌日朝食でこの同僚に会ってご挨拶したときに、
「え?子供二人ってこんな小さい子供たちだったの?
てっきり小学生かと思った」
と二度ドッキリされたわけよ。
海外生活も13年目で、大学卒業して、一人で勝手に海外飛び出して、一人で仕事先と住むところ見つけてずっと放浪生活をしてきたので、
1人で出来ないことはあまりない
と思っていたのですが
今回のことを機に
やっぱりなんとかなるし、一人で基本何でも出来るな
って思いました。
いつも周りに助けられてるからこそね
子供たちにも小さいうちからのこういう経験を通して強くたくましくなってほしいと思います。
あ、ちなみにうちの夫は内助の功のような女性らしい女性が大好物なのですが、
「私ひとりじゃ何もできないのー」
という大衆受けしそうな女性はNGなのです。不思議なことに。笑
難しい男なのですよ。
そういう男性もいるんだなーと夫と出会って初めて知りました。
それまで婚活してたときも「私なにもできないの」をたびたびほかの男性の前で演じてきてましたからねぇ。。
こう一概にいえないから婚活って難しい。。。
おまけ↓
DBとTHALYSのチケットはこんな感じでした。
DBはドイツ語表記なのでちょっと難しいです。