記念塔「清水市都市計画事業記念碑」 | 過去への旅路~Journey Through The Past~

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静岡市清水区の羊水に抱かれた一区民のひとりごと。

この記念塔「清水市都市計画事業記念碑」は昭和7年~35年まで現在の下清水・上清水・神田・桜が丘町の5差路の交差点の中央に建てられていたものです。塔は御影石造りで、高さ10メートル、基部は五角形で中に水のみ場があります。5差路だけに5角形(ペンタゴン)でどの路から来ても正面から水のみ場へ入る事が出来ます。家の母も子供の頃水を飲んだと言ってました。
復元するにあたり設置場所は清水文化センター前も検討されたらしいが結局、昭和61年(1986年)21年前に桜が丘公園に復元されました。この場所も丸池や花時計などの紆余曲折を経て記念塔の安住の地となりました。
記念塔4 記念塔1
記念塔と当時の清水市長宮城島氏による由来が書かれた石碑。
記念塔3 記念塔2
かつて記念塔が建っていたと思われる現在の5差路交差点。現在も記念塔通りと言うらしい。

記念塔取り壊し
昭和35年の記念塔取り壊し(岡地区のあゆみより)