私にとって当たりが続いてる読書。
読みたい本は限りない。
目が不自由でなかなか進まないのがもどかしい。
でも、目が健康でも、読みたい本を全部読むのは不可能。
永遠の命なんて欲しくないけど、ずーっとずーっと寝ることもなく本が読めたらな…
慣れって怖い。
耳の調子が悪くなって、最初はこのまま聴こえなくなったら…という不安でいっぱいでした。
今はそうでもない。
いえ、仕事中は不安と苛立ちでいっぱいです。
何かを訊ねられても、仕事を言い渡されても、何を言われてるのかわからずに聞き返す。
スーパーが一番忙しい時間帯でも、私には店内がしーんとしている。
そういうことでは焦るし、まどろっこしいし、疲れるし。
でも、自分の部屋では大丈夫。
音楽もかけないし、DVDも観ない。
私に聴こえる音量にしたら、もしかするとすごい近所迷惑になるから。
だから本を広げて、目がしんどくなると窓際で遠くを見つめて…
最初は怖かった静けさがだんだん居心地よくなって、昔読んだ本か漫画か映画か忘れたけど、そのうち私という実体が本の中に入ってこの世からいなくなる…
そんな場面を静かにしあわせに思い描いてしまいます。
もちろんそんなことは起きないわけだけど、部屋にいる限りでは聴こえないことが当たり前になってきてます。
「ジュマンジ」
あ、今、ふと思い出しました。
昔読んだ本か漫画か映画って、外国のドラマ「ジュマンジ」だったかなあ、と。