仕事が夕方上がりの日、事務所でおっちゃんがトマトを袋詰めしてました。
割れてしまったのを格安で売るため。
「いらんか?」
「トマト好きやけど、私の冷蔵庫小さいからおいとけんの」
「タダでやるぞ」
「えー。うれしいけど…」
「持っていに(持って帰り)」
「あ、ありがとう」
「ついでにもひとつ」
「ありがとう~」
「ついでや、これも」
だから、冷蔵庫があ。
トマトゴロゴロ。
あわててソース作り。
年に数回しか炊かないご飯を炊いてオムライスに。
上にもかけてみたけど、煮詰め具合が浅いから流れてしまいました。
きのこのトマトシチュー
これは知り合いにおすそわけしました。
ひとつだけ割れのない完璧なトマトがありました。
完熟だからこれこそトマトソース向きなんだけど、あまりに綺麗でソースにするのがもったいない。
でも、包丁できちんと切るのも難しい。
というわけで、お尻のとこだけカットして、中にバターをひとかけら、玉子を割り入れてレンチン。
熟れてるからへしゃげちゃったけど、学生のころ、朝ご飯がなかなか喉を通らない私に母がよく作ってくれたココットです(母はもう、そんなのを作った記憶も消えてますが)。
残りは冷凍。
実家に行くときに持っていけるかな。