この間テレビで見た料理。
一流料亭の料理人がお客様のために尽くす料理。
でも、「それってちょっと…」と思いました。
葱の根っこ。
これを料理として出すんです。
葱の根っこは味も歯触りも悪いから、あの手この手を尽くして美味しく食べられるようにする。
その探究心は料理人として素晴らしいんですが…
私、葱の根っこに高いお金払いたくない。
私は葱の根っこは干し野菜にしてます。
それ以外でも、なるべく捨てないように料理はする。
でもそれは節約だったり、ゴミを減す努力だったり、「おばあちゃんの知恵」のようなもの。
お金出して食べに行くときは、店の雰囲気や器のすばらしさ、料理の巧みさ。
そういうことを期待してる。
いえ、そりゃ葱の根っこが料理になるのは巧み以外にないんだけど、なんか違うと思うのは、ふだんの貧乏料理のトラウマかなあ。