久しぶりに会った母は、また一回り太ったみたいです。
足が上がらず、一人ではタクシーの乗り降りもできない。
駅で待ち合わせて一緒に帰ってきましたが、部屋に入るとテーブルにあったお弁当(父が昼ご飯に自分と孫の分を買ってきたけど、孫はすでに自分で昼ご飯作って食べていたらしく、一つ残ってた)を見つけて「ご飯があった~」と食べ始めました。
四分の三くらいで止めたので満足したのかと思ったら、そのあと菓子パンを一つ食べてました。
そのままゴロンと横になっていびきをかきはじめ、晩ご飯までぐっすり。
見ていた父が「死への道まっしぐらだな」と。
正直、今のまま母が安らかに逝くならいいんです。
父や私が心配しているのは、晩年を痛かったり苦しかったりで母が過ごすこと。
糖尿病は悪化すれば、失明したり体に壊疽が起きて手足を切断しなきゃいけない場合がある。
そのとき母がどんなに苦しんでも、父や私にできることなんてほとんどない。
つらいのは母自身。
寝てる母の前に父が、取り込んだ洗濯物をどさっと起きました。
「そらは手を出すなよ。これくらいしか今のママはしないんだから」
それは怒って言ってるのではなく、せめて一つくらい自ら何かをすることを、母に望んでるようでした。
実家でご飯写真を撮るのは無理になっちゃった。
出す端から母が箸つけちゃうから。
今回も娘の分だけは確保。
生ハムのマリネ
マセドアンサラダ
ごぼうと挽き肉の炊いたん
厚揚げのわさび焼き
セレベスも煮ましたが、娘は芋類が苦手。
酢の物も作ったけど、一緒にすると酢くさくなるから入れませでした。