なぜ運動する人は肌がきれいになり長生きするのでしょう? | 青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

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表参道にある青山ヒフ科クリニック 院長 亀山孝一郎のブログです。

僕の患者様で運動している方は、肌がきれいで体型も引き締まっています。
そういった方々は皆さん元気で、ハツラツとしています。

僕も、ずっとジムに通っていましたがダンベルやバーベルの使用を開始して
運動の密度と時間を上げたところ体調がすっかりよくなり、肌が引き締まってきて、肩こりや腰痛もなく
頭がさえた状態が継続しています。

診療という結構ストレスの多い仕事をしていても疲れにくくなり仕事の後は嬉々としてジムに通っています。



さて、老化現象は代謝速度の低下と活性酸素の蓄積により起こります。
運動すると代謝が上がるのは誰でも実感できます。

でも代謝の亢進が起こると、代謝による活性酸素の発生も増加するのでは?

以前から疑問に思っていました。
運動する人は生き生きとして、活性酸素が悪さをしているように思えないのです。

運動すると細胞の発電機であるミトコンドリアがATP(アデノシン3リン酸)という高エネルギー物質を
作ります。この時ミトコンドリアで活性酸素も生じます。
燃焼したエネルギーの3パーセントくらいが活性酸素になるそうです。

ところが運動して代謝が上がったミトコンドリアでは、効率が上がり活性酸素の生じる割合が低下するのです。

ですから、運動すると活性酸素が増加せずに美しい肌、しなやかなボディを手に入れることができるのです。

僕は運動するときは代謝を上げて活性酸素を消去するビタミンCを必ず摂取するようにしています。
さらにビタミンCでスキンケアもすれば完璧ですね。