先月、自分の月間走行距離が350kmくらいでした。
これだけ長い時間走っていて、自分自身が心配になってきたのが「口腔衛生」について。
長時間にわたって歯が磨けない。
虫歯にならないかな?でした。

笑顔の素敵なラン仲間女子とお風呂に行くと、キチンとブラッシングしていました。美は一日して成らず。維持する努力をしているんですね。

では、走行中どのように気を付けるべきでしょうか?

ハンガーノックや脱水で倒れないように、ランナーは常にスポーツドリンクや補食を行います。
ハーフマラソンくらいの短時間なら何とかなるでしょうが、フルマラソン以上となると半日から一日。
さらに過酷なウルトラマラソンとなると一日以上何かしら口から摂取しないと倒れちゃいます。

基本、水以外は紅茶、お茶ですら歯の表面を溶かします。食べたら、溶けているんです。
それを30~45分くらいかけて再石灰化して歯の表面を修復し、元に戻していきます。



リカバリータイムが必要だから、ダラダラ食いはダメと言われるんですね。
元に戻る時間がない。

ランニング中の給水と給食は必要だけど、虫歯になる原因のダラダラ食いと同じ行動です。
つまり、究極な状況なのだけど、ダラダラ食いと大して変わらない、虫歯になりやすい環境というわけです。
かといって、レース中にブラッシングしている暇は、ない。
健康を気にして走っているのに、ダラダラ食いと同列なんて、何か切ないです。

では、どうすればよいのか?

最後に水を飲んで中和する。
給食したらお水でリセット。
スポーツドリンクのあとにお水で終わる。

これだけでかなり口腔内環境は変わります。

そして、メディカルチェックを受けること!

自分で自分のチェックはできないけど、ちょっと診てもらおうと思いました。


ちなみに、画像は慈恵医科大病院からの景色。
増上寺と東京タワーが見える素敵な環境です。