松下村塾を拾ったよ | YOGAと瞑想、倍音の世界へ 青山雅明のブログ

YOGAと瞑想、倍音の世界へ 青山雅明のブログ

ヨガと瞑想、倍音でより大きな意識と繋がりましょう。
Let's Enjoy!

今日は、ギタリストのAYUOさんの家でペンタングルのビデオを見たり
いろんなオープンチューニングを教えてもらったりセッションしたりした。
バート・ヤンシュはペンタングルだったんだね。
ジョン・レンボーンやステファン・グロスマンの古いレコードも聴いた。

ステファン・グロスマンは今日スターバインズカフェでライブだよ!
偶然というか、つい数日前に僕等が演奏したステージで古いレコードの中の人が演奏している。
世界はどんどんと狭くなって繋がってゆくなぁ。

帰り道ギターを担いで豪徳寺で電車を待っていると、大きめの本がベンチに置いてあった。
辺りを見回してみたけど、ホームには僕以外誰もいない。
何の本かな?
手に取ってみるとやたらと重厚な松下村塾開講150周年制作委員会による
松下村塾の本であった。

興味深く読んだよ。
吉田松陰が松下村塾で教えていたのはわずか一年くらいだったんだってね。
それで日本の歴史を変える人物達が世に羽ばたいていったんだ。
なんだか、すげえな。

電車が来ちゃったから、その本を置いてゆこうか迷ったけど持って乗った。
高杉晋作の鎧やら書も乗ってた。
僕の曲で「三千世界」という歌があるんだけど、ギターを弾いていたら
高杉晋作の都々逸がわっと出てきて歌になったことがある。
その曲は今でもライブで歌っているよ。

パラパラめくってたら、楠木正成の御霊が500年の時を経て

吉田松陰の魂を覚醒させ高杉晋作を奮い立たせた。みたいなことも書いてあった。
なんだか、ディープな本だ。

急に咳が止まらなくなって、胸が苦しくなってきたので町田についたらすぐに
駅員さんに「忘れ物です、豪徳寺で拾いました」って渡してきたよ。

それにしても吉田松陰、享年30歳。高杉晋作、享年29歳。
すげえ若かったんだな。

高杉晋作の辞世の句が結構好きなんだ。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」