7月18日(土)、プレミアリーグ後期初戦となる第10節が青森山田高校グラウンドで行われました。

2004年6月に完成したこのグラウンドは、夏休み期間中に人工芝の張替え工事を行うため、この試合が現状の芝の上での最後の公式戦となります。


前期を3位という好成績で終えた青森山田高校に対するは、今季ここまで9位と苦戦している流通経済大学付属柏高校。

試合は序盤、流経柏の攻撃を青森山田が懸命にしのぐ展開。しかし33分にはMF神谷選手の先制弾、43分にはMF嵯峨選手の初ゴールと続き、2-0で青森山田がリードして折り返します。

53分、神谷選手のこの日2ゴール目で3-0と突き放すと、直後に1点を返されますが、試合終了間際には相手に退場者が出たことで得たPKを北城主将が落ち着いて決め、4-1試合終了。

拮抗した試合展開の中でもチャンスを確実にゴールに結びつけた青森山田が、ホームでも流経柏に勝利しました!



試合後、左SBの北城主将と右SBの原山選手、2得点を挙げたMF神谷選手に、この試合について振り返ってもらいました。



DF No.6 キャプテン 北城 俊幸




「グラウンド張替え前の最後の試合という特別な思い入れがありました。歴史があるグラウンドで、自分は特に中学校からずっとお世話になってきて、自分を成長させてくれたグラウンドなので、最後は絶対勝ちたかった。そういう想いを全面に出せて、結果もついてきたのは幸せです」



DF No.5 原山 海里



「試合前に監督から、このグラウンドでできる試合も今日で最後と言われていました。11年間の先輩たちの想いも詰まっているグラウンドで、最後勝って終わりたいということで、今週の練習からみんなモチベーション高くやっていました。あとはインターハイも近いので、今日しっかり勝っていい流れでインハイに行きたいという気持ちが大きかったです」



MF No.10 神谷 優太



「一日一日を大切に、私生活からどう行動するかということを一からしっかり考え直してやった結果が、今日の2ゴールになったのかなと思います。ちょっと取られる回数も多かったので、プレーの質はもっともっと上げてかないといけない。そこはインターハイまでに修正して、頑張っていきたいと思います」



ここまででリーグ戦は一旦中断となり、インターハイを挟んで、再開は8月23日。3位・青森山田高校はアウェーで10位・JFAアカデミー福島と対戦します。

その後、8月30日開催の第12節から3試合がホームゲームとなりますので、新しい芝に生まれ変わった青森山田高校グラウンドで、高校年代トップレベルの熱戦をぜひご覧下さい!