7月12日(日)、プレミアリーグEAST第9節が青森山田高校グラウンドにて行われました。

5位・青森山田に対するは、3年ぶりにプレミアリーグに復帰し、現在3位と好調のFC東京U-18。


前半19分にオウンゴールでFC東京U-18が先制。相手にゲームを支配され、青森山田はシュート0本で前半を終えます。

しかし後半開始と共に青森山田が反撃を開始。52分、FW鳴海彰人選手が同点とすると、62分にはMF高橋壱晟選手のFKが直接ゴールへと吸い込まれ、逆転に成功。

守ってはFC東京U-15深川出身の守護神・廣末陸選手が好セーブ連発でゴールを死守、後半だけで11本のシュートを放った青森山田が2-1でFC東京U-18を撃破!

青森山田にとっては第2節以来の、ホームでの勝利となりました。


試合後、出場した2年生の5選手に、この試合について振り返ってもらいました。


No.12 GK 廣末 陸 




「自分は(FC東京U-18に)上がれなかった身なので、こっちに来て良かったと思うには結果を出すしかないと思って、死ぬ気で勝ちに行きました。

 前半失点した後はどんどん受け身になってしまって、自分達からチャレンジが全然できていなかった。後半(失点)0でいけたというのは今季2試合目なんですけど、すごく良かったと思ってます。試合中のプレーは色々修正点も多いんですけど、青森山田高校に入って、FC東京を倒すというのが一つの目標でもあったので、結果を出せて良かったです」



No.8 MF 住永 翔




「試合前、監督には戦う気持ちと、常にゴールを狙い、攻撃先行で先制点は絶対うちが取るということを言われていましたが、立ち上がりから引き気味になってしまって、自分達のペースを掴めず、そのまま悪い流れの中で1点取られました。カウンター、セットプレー、リスタートのところを1つもやらせてもらえず、ほとんどハーフコートゲームで回される展開で、自分達も球際だったり競り合いでも相手にびびってしまってしまいました。

 ハーフタイムには、もう2・3点取られてもいいから戦う気持ちを見せて向かっていけと監督から喝を飛ばされました。後半は入りから自分達のやりたいようなサッカーができて、シュートの本数も増え、ゴール前で色々工夫ができたということも大きいと思います。

 相手をリスペクトしすぎないで、自分達が練習でやってきたサッカーができて、監督の言葉を信じてやれば、プレミアでの試合にも勝てると改めて感じることができたので、この勝ちを財産に、来週からも勝ち点を重ねて優勝を目指して頑張りたいと思います」



No.7 MF 高橋 壱晟




「後半は、監督に喝を入れられたのもあるんですけど、自分達のサッカーをやろうということでいつも通りやれたので、逆転して勝つことができたと思います。

(FKでの得点場面については)とにかくニアだけ越える事を意識して蹴って、自分ではキックミスだと思ったんですけど、決めることができて良かったです。後半は攻めている方に(応援の)みんながいたので、一つひとつのプレーで沸いてくれてかなりやりやすかったですし、その応援があって勝てたと思います」



No.17 FW 鳴海 彰人




「(先制点は)みんなが苦しんでいる時間帯に点を決めることができて嬉しかったです。

 第1節で点を決めてからずっと結果を残せなくて、スタメンからも落ちていました。今回スタメンになって結果を残せて良かったです。

ホームで応援してもらってることにも感謝して、次の試合も勝って、できれば全勝で終わりたいです」


No.19 MF 嵯峨 理久




「自分自身、今季プレミア初先発ということで、今まで練習でやってきたことをしっかり出していつも通りやればできると思ったんですけど、前半は相手をリスペクトしてしまって、前に出られなかったりしていました。

 ハーフタイムに監督から、前半の出来が悪くて喝を飛ばされて、自分達のサッカーが全然出来ていないので、後半は何点取られてもいいから前から行けと言われました。後半はその言葉が響いて、シュートまではいけなかったんですけど、前からクロスを上げたりできました。後半にもっと走力を増やしていけば、これから試合に出た時にもっと活躍できるんじゃないかと思います」



この試合の勝利により、3位でリーグ前半戦を終えた青森山田。

後期開幕戦となる次節もホームで、現在9位の流通経済大学付属柏高校と対戦します!



7/18(土) 11:00~ @青森山田高校グラウンド

 青森山田高校 vs 流通経済大学付属柏高校