2) タクシーと公衆浴場の禁煙化要請 | 青森県タバコ問題懇談会BLOG

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5. タクシーの全県全車禁煙化再要請

 すでに一部で報道されている通り、当会では昨年秋から3度にわたり県タクシー協会に全車禁煙化の要請を行ってきましたが、11月21日の懇談では、それまでの目標であった今年中から大幅に遅れて2010年の新幹線青森開業までに実施するという回答になってしまいました。

 この間にも全国で続々とタクシーの禁煙化が実現し、今月に入って京都府でも実施が決定したため、12月現在30都県で実施済み、4府県で実施決定、残りは13道府県となってしまい、青森県の「定位置」である最下位がいよいよ現実味を帯びてきました。

 タクシーを含む公共交通機関は禁煙であるのが当然の海外や県外からの観光客に対し、いつまでもタバコの有害物質の残留したタクシーに乗車させておいて「観光立県」などと言うことはとてもできません。即刻タクシー全車禁煙化することは、業界のみならず県および県民に課せられた義務と言えます。

 この件に関して業界、報道機関および一般県民の反応が必ずしも敏感とは言えないことに危惧の念を抱いており、当会では署名運動など次のアクションを検討しているところです。

6. 公衆浴場・温泉の禁煙化要請

 「公衆浴場日本一」を称する青森県において、全面禁煙が認定された施設はわずか4施設のみであり、県からの回答によると昨年から増えていないのが現状のようです。今回、はじめて県公衆浴場組合と県当局に対し東京都などと同様の全施設禁煙化を要請しましたが、回答は別紙の通りでほとんど進展がありませんでした。

 しかし、現状で禁煙ではない施設は明白に健康増進法に違反しており、要請文にも書いた通り、唯一の解決策は全県全施設での禁煙化しかありません。

 なお、要請文中の「受動喫煙死毎年2万人」の根拠は下記ページに掲載してあります。ぜひご覧いただき、ご確認下さいますようお願いします。 http://ameblo.jp/aomori-aa/entry-10170594792.html

10. 「八戸あさぐるツアー」受動喫煙対策要請

 報道されている「八戸あさぐるツアー」は、舞台となる朝市、銭湯、タクシー、ホテル(昨年当会で調査報告)のいずれも受動喫煙対策が不十分なことから、主催2団体に対して要請を行い、別紙の通りの回答をいただきましたが、状況は何ら改善されていないよようです。

 また、この件に関連して、八戸市長、青森県知事に対して各ホームページの「手紙」から、観光企画の受動喫煙防止対策をお願いしましたがまだご返答いただいておりません。(当会ブログに掲載予定)